ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

年忘れ2023

いつか落ち着く、そのうち落ち着くと思いながら何十年生きてきて、思えば2023年も怒涛の一年として落ち着かないまま駆け抜けて行きましたとさ。
4年半勤めたパート先をやめる決断。かなりやる気のない態度を見せてきたのに、辞意を表明したら止められるとは思ってなかった。けどそれで約2か月休職して、結局そのまま辞めますということになって事なきを得た(?)。まあ、自分のダメなところ出たなとは思う。大きな反省点のひとつ。
というわけで、いよいよハーブティーのほうに専念か?と思ったのもつかの間、退職手続きをする前に、大学時代のサークルの友人?から声がかかる。別に、私が仕事をしていたことも、辞めるタイミングだったことも知らず、このタイミングで10数年ぶりに「ちょっと仕事しない?」と連絡してくるというところに、何か強い引力的なものを感じた。というわけで、退職から数日で新しい仕事を始めることになった。
この仕事、大学卒業したての私なら一番にやりたい職種だったかもしれず(でもあの頃の自分は尖りすぎていて自分のやりたいことをとても狭く捉えていたため、こんな選択肢があることにすら気付かずにいた)、しかも、なんだかんだテクサポや情シスを経験してきたのも役に立っている。つまり、一周回ってここに戻ってきた!という感がとてもあって、やっていて楽しい。
正直言うと、会社自体が好きとかそういうのではないのだけれど。とはいえハーブティーを、辞めはしないにしてもちと縮小して、こちらの仕事に専念してもよいのではないか?と一瞬考えたほどで。
まあ、一瞬の気の迷いではある。だって、ハーブティーを辞めたいわけじゃない。ただ、改正食品衛生法対応のためにこれまでより製造費がかかるようになり、原材料費、資材費、さらに送料までがどんどん値上げしていく中、インボイスだの何だのと…有り体に言えば、小商いをするのが大変しんどい環境が整ってきてしまった苦しみの中にいるのは確かで。
そこへ来て新しいこの仕事。条件も仕事内容もやりがいも、申し分ないのである。それでもハーブティーを続けようと思えるのは、私のハーブティーを必要としてくれる人がいると、ただそれだけに支えられているからだと思う。
周囲の環境も色々と転期を迎えているのが分かっているので、悪あがきはしない。だめだと思ったら辞めようと、それは常に考えながら、今できることをする。今日明日のことではなく、10年後にどうなりたいかを考える。10年後の自分から逆算して、今どうすればいいかを考える。まあ、今はそんな気分。
結論なし。
ありがとう2023年。会いたい人に胸を張って会いにいけるように、2024年も、もう少しがんばります。いつかきっと。
良いお年を。