ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

10月。3年間あるPの幼稚園生活が、折り返し地点になりぬ。Qも1歳半となり、イヤイヤ期ぜっこーちょーてな、なんとなくフシメ的な気分。
Pと過ごす時間はこのクソガキーと思うことも多々あり、叱らない育児は否定するも怒鳴らない育児は推進したい私なのだが(自分に後々来る疲労感がひどいから)、しかしクソガキの前にそんなポリシーはまったく意味がないので、怒鳴っては疲弊の毎日よ。
だけど幼稚園なんかのオトモダチを見ていると、Pなんて全然おとなしくて賢い。おとなしいといっても大人の目を意識した良い子ちゃんでも、言いたいことも言えないポイズンでもなく、出来るだけみんながいやな思いをしないように、なるべく笑いに転化しようとする努力を感じる。うん、親の贔屓目かも。でも、Pよりもっとしょーもないクソガキを目の前にして私の方が大人気なくブチ切れそうになるときも、Pは笑顔で乗り切っていて、おまえほんとすごいわと母ちゃん感心しまくりです。考えてみれば、家でもクソガキモードばかりじゃなく、成長したなーと思わされる瞬間も増えてきた。幼稚園ですべきことが半分終わるというのは、こういうことなのかねえ。
それに比べるとQはほんと自由。ザ・妹。下の子という立場を経験したことのない私と夫とPは、その自由ぶりを羨ましくも疎ましくも感じている、という雰囲気。この家では何やっても結局許してもらえる自分というのを、たぶんQはハラの中にいるときから知ってたのだろう。今はイヤイヤ期なうえに、可愛いもの大好き乙女で、最近は私の服装にまで口を出してくる生意気ざかりなのだが、それでも可愛いザ・妹。言葉なんて出てくる前から甘え上手で自己主張上手だったのが、言葉が増えてきたことによりパワーアップしている様子でございます。
日頃はケンカばかりしている兄妹だけど、お互いに影響し合っているところも多々あり、その関係性は見ていてとても面白い。Pなんか最近、「おんなのこってさ、こういうかわいいものすきだよねー」とか「おんなのこはきもち(たぶんフィーリングとか雰囲気みたいな意味で言ってる)をたいせつにするよね」などとしたり顔で言うので、私はなんかニヤニヤするよ。
ちなみにQのほうはおにいちゃん(ザ・4歳男児)の悪影響で、早くもうんこちんちんえへへへへみたいなことばを覚えて遊んでいるので、これはあまりほほえましくない事態です。