ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

たいへんなこと

Q、離乳食を始めて2週間。まあよく食べるが、イマイチ食事というより遊びだと思ってる様子。今は何でも口に入れるのが楽しく、差し出されればぱくっと行くのが当たり前、という感じだもの。でも、今日はなんかしらんが食べてる途中で突然「うまい」と妙にはっきり発音して、偶然にしても出来すぎで笑ってしまった。
また、Qは寝返りもこなれてきて、ころころ転がって移動するようになった。しかし転がるだけではなかなか思惑通りに動けないし、変なところにハマって動けなくなって助けを呼んだりするので、面白い。
Pのほうは、夏休みが終わったら急にお兄ちゃんとしての意識が高まった感じ。最近、よくQがまだお腹にいた頃のことをよく話す。おかあさんがおなかいたくなるから心配してたとか、Qちゃんもうまれるのはたいへんだから心配してたとか。心配性か。
なんにせよ、そのときに「お兄ちゃんにならなきゃ」と決意したことを半年ぶりに思い出したらしく、Qをあやしてくれたりするようになった(とはいえ、まだ時々は邪魔者扱いしたり、うるさがったりするけれど)のがありがたいし楽しい。何が通じあってるのか知らんけど、PとQが二人で笑いあってたりするのはすごく良いもんです。
ところでこないだ「子育てで一番大変なことって何ですか?」と聞かれたのだが、少し悩んでから「人の人生を預かる重みかな…」と答えたら、「重いっすね」と笑われた。こういうときに無難な軽い答えって何なんですかね…。でもまあ他に答えようがなかったよ。
そりゃあなた、大変なことは色々ありまっさ、つーかほぼ大変なことしかないわ。でもどうせ子供なんかあっという間に大きくなっていくんだろうし、それならば、今は大変だと思ってひーひー言いながらやってることもすべて一過性のもので、むしろ今しかできないことだから楽しもうという気にもなる。
ただただ、リセットのきかないリアル人生ゲームを二つもスタートさせてしまった責任の重さだわ。健やかに、楽しく、できればゆくゆくは充実した人生になるように、今は駒をすすめといてあげにゃならん。巣立ったら後は勝手にやってくれて構わないけど、少なくとも彼らが大人になったとき「つまんない子供時代だった」なんて言われたら、こっちもつまらんからな。そうならないようにするというのがとても難しいので、やっぱりそれが育児において一番大変なことだと思う。