ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

ご出演おめでとうございます

Pがおかあさんといっしょのスタジオ収録に当選したのは6月のこと。長い夏休みを挟んで、とうとうその日がやって来た。と思ったら、まさかの大型台風上陸の日であった。まあ、行ったけどね。Pがテレビに映るのは実は初めてではないのだが、ちゃんとスタジオで撮影するのはもちろん初めて。
40年くらい前、私の5つ年上の従兄がおかいつだかポンキッキだか、とにかくそんなものに出たことがあって、私はそれを聞いたときに「やっぱり東京の人はすごいなあ」と子供心に強く思った記憶があり(今考えれば千葉でも充分行けただろうし、単にうちの親がそういったものに関心がなかっただけなんだが)、東京で生まれ育つPとQには東京だからこそ気軽に享受できるいろんなことになるべく多く触れさせたいなというのは、私の育児におけるテーマのひとつとして持っている。これもその一貫で、だから結構何度も申し込んで、4回目か5回目の応募での当選だったから、そりゃもう台風だろうか何だろうが行くわ。家族みんなで行くわー!
と言ってもスタジオ内の付き添いは1名までで、兄弟も不可なので、付き添いは夫にたのみ、私はQとスタジオパークから見学。
外から見てたので私の認識に不正確なところはあるかもしれないけど、意外だったのは、最初に体を動かして(リラックスさせるためかな)簡単にリハーサルを済ませると、後はちゃんとテレビの流れ通り、ほとんど一発でやっていたということ(たく姉が歌詞を間違えるというNGもあったけど)。アニメやミニコーナーも、みんなでちゃんと大きなテレビで見てた。パント!のコーナーもその場でやってたし、時間調整?と思われる動物の映像のときにはよしお兄さんが出てきてみんなを準備させてた。
Pとは、(大好きな)たく姉の近くに座りなよ!とか事前に話してたのに、実際は「好きなところに座って」みたいな流れのなかで、自ら端のほうを選んで座ってたりして(真ん中が取られて仕方なくではなく、一番乗りで端っこに突進してた)、冴えないなあと思ったり、私の子だなあと思ったり。ぱわわぷたいそうのときはそこそこ良いポジションで踊ってたけど、どうやら本人的にも座る場所は失敗したという意識があったというか、もっとお姉さんの近くにいきたかったという気持ちがあったみたいで、終了後は少ししょげてた。でも、こういうのも良い経験になるだろうと思う。大人になったとき、基本は遠慮がちな性格のままでも、いざとなったら程よく押しの強い人間になれればいいんだよ。
と、まあ反省点も多々あったけど、最後には風船もふたつもらって、ニコニコで帰ってきたよ。帰る頃ピークになるんじゃないかと予想していた台風は、なんかしらんがいつのまにか収まっていて、重装備で帰るのが可笑しいくらいのお天気だった。そういった流れも含めて、愉快な日でございやした。
放送は来月です。楽しみ〜