ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

保育参観

Pの幼稚園にて保育参観だった。マイペースだけど気い遣いなPが毎日幼稚園でどんな風に過ごしているのか、正直あまり想像がつかなかったけれど、彼は彼なりに、実に彼らしく、毎日をあの場で過ごしているのだろうなということが垣間見えた参観だったので、良かった。ふにゃふにゃくねくねしていて、まったく先生の話を聞いていなさそうに見えて、どうやらちゃんと聞いているし理解もしているし行動ができる。そうやって行動ができるから、たぶんあまり注意されていないのかもしれないけれど、ふにゃふにゃくねくねは直したいなー。
そして、やはり早生まれ。背の順でも前から4番目か5番目のおちびさんで、やはりクラスの中でしっかりしている子と比べれば、ものすごい遅れをとっているようにも見え、現段階では幼稚園選びを間違ったのではないかという気持ちも私の中に少しあるのが事実。というのは、ほぼ完全に一斉保育の園だから。同じ作業をやっていても、上手い下手は別として、やはりいろいろな作業が遅い(特にPは、まだ手が思うように動かせないというだけでなく、性格がマイペースだというのもある)。もちろん一番遅いわけではないし、上手か下手かで言うと丁寧で上手。遅いだけ。でも、遅いから一斉保育の足並みを揃えるため、遅い子(人数でいうと3分の1くらいが該当)は最後まで自分でやらせてもらえず先生が作業を端折ってしまったのが気になった。
それ自体は仕方ないことだし、出来ない子だけ特別に見て欲しいというならそういう園を選ぶべきだというのは前提として、でも、出来る子は自分でどんどん最後まで出来るからより出来るようになり、出来ない子は自分でやる機会を途中までしか与えられないからより上達できない、そんなことを考えるのって気にしすぎかしら。遅くてもいいから最後まで自分でやりなさいというのだったら良かったけれど、それはそれで落ちこぼれ感を植えつけることになるのかね。自分は5月生まれで何でも難なく出来るほうの子だったから、そういうのがよく分からなかった。Pでこれだもの、3月生まれのQなら、もっと遅れをとった行動をするかもしれない(でも二人目だからもう少し要領はいいかも)。元々、幼稚園は子どもに合ったところを選ぶべきだと思っているし、なんといっても在籍期間が重ならないので、同じ幼稚園に通わなければ不便ということもないだろうから、Qのときは幼稚園選びをいま一度真剣に考えようと思う。その前に、希望する保育園にちゃんと入れればいいんだけど。
まあしかし、Pはなんだかんだ、立派に社会生活をこなしていたよ。家であまり幼稚園のことを話してくれないので(毎日張り切って出かけているし、行きたくないと言う日もなく、たのしかった〜と帰ってくるので心配はしていないけれど)、やはりこうして見る機会があるのはとても大切だなと思う。日曜なのに朝早くから大変だったけど。そして明日は振替休日で2人育児に追われるけど……。がんばります。