ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

母の日

木曜に「今日は幼稚園でなにしたー?」と聞いたところ、「おかーさんにプレゼント作ったけどね、まだないしょなの」と言ってたP(アホ)。金曜には似顔絵を持って帰ってきたけど、「先生から、これをお母さんに見せるとき何か言えって言われなかった?」と聞いても、よくわからないの一点張りであった(アホ)。
で、土曜は日頃から私も頭を悩ませていたPの赤ちゃん返りが爆発。紙おむつを履くんだと言い張って下半身丸裸のままギャーギャー小一時間過ごしたり、普段ならあり得ない粗相をしたり。Pが幼稚園に行ってる間はQがカーチャン独占状態なので、Pが帰ってからはなるべく何事もP優先でやっていたり、それなりに努力してるのだが…と無力感で眠れなかった私である。しかしそんなこと言っててもなんの解決にもならんので、日曜日の今日は夫にQを任せて、半日だけどPがカーチャンを独占する日にしてあげた。
すると効果てきめんというか何というか、満たされなかった欲求をだいぶ満たせたようで、ここ何日かと比べるとかなりPの情緒が安定したように見えたので、まあよかったなーと。母の日なのに私にとってはいつも以上にしんどい一日だったけどーという不満はあるものの。まあ、Pにとって「母(がいちばん)の日」ということかな、と一応は自分を納得させた。
そしたら、寝る直前にPが唐突に「ありがとう」と言ってくれた。あまりに唐突だったので「えっ?」と聞き返すともう一度「ありがとう」って。一応「何が?」と突っ込んだことを聞こうとしたが、そうするとおちゃらけてよくわからんことを言ったりして、どうやらガチで照れている。母の日の挨拶なのか、今日の独占に対する気持ちなのかはわからないけど、3歳なんて屈託なく好きとかありがとうとか言っていい年齢というか、逆にストレートにそんな気持ちを表現できるチャンスなんて今しかないだろうに、おまえは思春期の少年か!と思うと嬉しいやら可笑しいやら。
でも、なんかいろんな意味でピカピカの「ありがとう」がもらえた母の日だったなあ、と思う。