ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

せんとくんに会いに・その1

夫が勤続10年のご褒美に休暇と旅行券をいただいたので、3人家族になって初めての家族旅行。ちょうど平城京1300年の年なので奈良へ行くことにした。
なぜかPは行きの新幹線で既にテンションMAXに。通路挟んだ隣の外国人観光客や車内販売のお姉さんに可愛がられてますます調子に乗る。さすがに昼寝しなきゃまずいだろ!という時間になっても寝ない寝ない。泣いたり奇声発したりしないからいいけど、疲れるだろうよ…。結局、あと10分で京都に着くという時になってスイッチ切れたようにコテンと寝て、そこから奈良に着くまで起きなかった。
さて奈良。どこもかしこも鹿とせんとくんだらけだ。これだけ見ていると、せんとくんもだんだん可愛く見えてくるから不思議!でもこの感覚でお土産にせんとくんグッズを買ってはいけない気がするのはなぜかしら。まあいいか。
せっかく奈良に来たのだから寺巡りなど楽しみたいところだが、そこは0歳児がいる旅ということで、緩くスケジュール組んでどうにでもなるように動く。結局、興福寺周辺流し見て、県庁で休憩し、東大寺で大仏見て、鹿と少々戯れる、ぐらいで切り上げて早々にホテルにチェックイン。
ところで奈良に着いてからずっと、ことあるごとに2007年M-1トータルテンボスがやってた旅行代理店ネタの真似ばかりしていたのだが(あれがとても好きで何度も録画したものを観ている)、ホテルにチェックインするとき修学旅行の一団と一緒になってしまうというオチまでついたよ。いじられまくりじゃねえか!てか、そんなに大きくない小綺麗なホテルなんだけど、今時は修学旅行でこういうところに泊まるんだね。まあ逆にホテル側が「修学旅行と一緒ですみません、ご迷惑はおかけしませんから」と、いろいろ気を遣ってくれるようで却って快適に過ごせてます。
今回は一応、大きめのお風呂がついた部屋を予約していたので、チェックイン後すぐ部屋のお風呂を楽しんだのだが、夕食後、夫とPが寝てしまったので、一人で大浴場へ行ってみた。ひっさしぶりにゆっくり入浴だーと思ったけどすぐにのぼせそうだったからあまり湯には浸からず、ヘアパックとか顔のマッサージとか。自分の体と向き合うのも本当に久しぶりだった。で、その結果、ああ痩せなきゃと思いました。思いましたとも。産後なにしても太らないのは6ヵ月までって誰かに言われた記憶がうっすらあるけどそれ本当だったよ!
で部屋に戻ったら、ひとしきりギャン泣きした後って感じのPと疲弊しきった夫がいたwwwごめんwwwでも私の顔見たとたんPのテンションは再びMAX。そっから寝かしつけるの大変だったわー。
今回の旅、行くまでは、家族旅行といっても0歳児にゃまだなんもわからないだろうし大人の都合で振り回してしまうだけだから心苦しいなと思ってたんだけど。いやいや全然。PはPなりに、というかすごく一人前に、新幹線もせんとくんも大仏も鹿もすごく楽しんでいるのがよく分かった。もっとも、仕事から解放された夫と家事から解放された私の雰囲気も作用してるんだろうけど。ちゃんと成長してるんだなあと改めて感じたり、子どもは親を映す鏡なんだなあと思い知らされたりした旅の1日目でした。明日も楽しむぞー