ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

夢の話など

妊娠中に見た夢に、印象深いものがある。まず妊娠初期の性別などわからない頃に、息子が出てくる夢を2回見た。ひとつは夫にそっくりな3歳ぐらいの男の子が、やっとお出かけの準備が終わってさあ出かけるぞというときに、「イルカのカバンじゃなきゃヤダ」と駄々こねて困る夢。顔だけでなく性格まで夫にそっくりかよ、と夢の中で私は思った。もうひとつは中学か高校生ぐらいの息子(学ラン着用)と将来の希望について話す夢で、息子が「京大に行きたい」というので(そんなん狙えるレベルなのかはともかく)、私が「せっかく東京に住んでて近くに大学がいっぱいあるのに、なんでわざわざ遠くに行くの?」と大反対する夢。どちらも不思議と鮮明に覚えている。内容はともかく、やはり生まれたのは男児だったので、今後正夢になったらいやだなあと思う。
あともうひとつ、予定日を過ぎたある夜に見たのは、雨が降ったあとの濡れた街を車で走る夢。父が運転し、母が助手席で、私が後部座席にいて、家に帰るところ。ただそれだけの夢なんだが、目が覚めてなぜか「ああ、腹の子は明日生まれるんだ」と思った。今日でも近々でもなく、ピンポイントで明日。夫にも「明日だわ」と宣言し、本当に翌日産んだので不思議がられた。弟が生まれる前日とかの出来事だったのかしら? ちょい不思議。
なんでこんなこといきなり書いたかというと、最近立て続けに、2児を抱えててんやわんやする夢を見ているからだ。今のところ二人目の予定はないんだけどなあ。Pによく似た、でも少し悪賢そうな顔をした赤ちゃんと、おとなしそうな3歳くらいのお兄ちゃんがいて、なぜか私はお兄ちゃんのほうの眉毛を見て「あ、こっちがPか」と我に返る、そんな夢。何度か見た夢で、内容ははっきり覚えているのに、夢の中で呼んでいる赤ちゃんの名前だけがどうしても思い出せないのも不思議。
基本的に私は夢を見ても目覚めた瞬間にほとんどスパッと忘れるタイプ。だからこそ、こうして記憶に残っている夢ってなんかある気がしてしまうのだ……。