ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

何にあたったんだかわからないが、昨夜、私はどうやら食中毒になった。お昼を食べたあと午後にPと昼寝して、起きてからずっと吐き気を感じていたが、夫が帰る頃には完全に食中毒ぽい症状になっていた。上から下からいろんなものが放出されまくって、手足はピリピリしびれ、体が芯から冷えたように寒く、思ったように動けない。そうなったのが、夫が帰ってからだったのは不幸中の幸い。
Pは本当に空気の読める子で、明らかに異常な私の様子をとても心配そうに見つめ、あ今日はワガママ言ったらダメだなと悟った様子。ぐったりする私にも、家事をやらされ忙しい夫にも、たぶん遠慮していたのだろう。泣きそうな表情をときおり見せながらも、私が横になっている隣で、寝かしつけの必要もなく眠り始めた。優しい子…!
でも所詮は4ヶ月児。ふと目が覚めたときに一気に感情があふれてしまい、寂しいよう抱っこしてほしいようかあちゃんが普通じゃなくて不安だようとぐちゃぐちゃな顔でギャン泣きを始めた(夫によると、それだってかなり泣き出すまで我慢していた様子だが)。それまで我慢していたぶん、いったん爆発したらもう止まらない。夫がミルクを与えようとしても拒否で、とにかくかあちゃんじゃなきゃヤダヤダと泣き叫び、でも私はまだまだ手足がしびれフラフラな状態でなにもしてあげられず。地獄絵図だった。
最終的には、気を失いそうになりながらなんとかおっぱいを飲ませてPを落ち着けて、あとはおしゃぶりと手つなぎで寝かしつけて、ようやく静かな夜が戻った次第。
今はやっと症状も落ち着いて、空っぽになった胃や腸に栄養を送りこむことができるようになった。苦しかったしつらかったけど(もう本当、食中毒になるようなものは食べないと誓った)、Pの4ヶ月児なりの、深くて男の子らしい愛情に触れられたことは、収穫だったと思おう。産むまでは、赤ちゃんてもっと宇宙人かと思ってたけど、思いのほかちゃんと考えて行動してるもんなんだよなあ。
我慢させた分、今日はたくさん抱っこしてあげよう。