ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

まんまとPの風邪を貰ってしまった……。いつになく重い風邪だ。でもPだってまだ完治してないし、そうでなくても普通に世話があるし、夫は休みだが私は家のこと任せられない損な性格。体中痛いけど1日結構頑張った。
ところで以前から書こう書こうと思ってたけどたぶん書いてないことをひとつ書きたい。
私は子どもの頃、熱を出して寝込むたびに見ていた夢がある。そこは薄暗い場所で、私は赤黒い感じの柔らかい壁に囲まれているのだが、その壁が私の周囲をゆっくり回転しながらどんどん迫ってきて、私は自分がこのまま押し潰されてしまうのではないかと思う。いやだ、怖い、目が回る!と思ったところでいつも目が覚めた。本当に何度となく見た夢なので、今でもはっきり覚えている。10歳くらいから自然と見なくなった。
で、昨年妊娠して出産の流れを予習するにあたり、この夢は私が生まれるときの産道での記憶だったのでは、と思い当たった。ほとんど35年前の記憶だ(はいここ誕生日アピール!)。
しかし、出産するときになって子どもの頃見てた夢の意味がようやくわかるなんて、面白いな。熱にうなされるたび夢に見てしまうほど、私にとって生まれるのはトラウマだったんだなあ。予定日を2週間以上超過して陣痛を誘発されたらしいから、私は心の準備ができていないうちに子宮を追い出されたのかもしれん。
Pも生まれた直後の写真は「ひゃー、マジで死ぬかと思った」みたいな顔をしている。大変な思いをして生まれてくれてありがとう。とりあえず風邪治そうぜ!