ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

入院生活

Qは生まれてみたらPにそっくりだった。赤ちゃん時代の写真を並べたらどっちがどっちだかわからないかも、と思うほどに。てことは、基本的に夫似である。Pも成長につれて私に似た要素が出てきてるから、変わっていくかもしれないけど。
そんなQの様子は、こっちが新生児の扱いに慣れた分の差もあるけど、Pの生まれたてのときよりいろいろ達者な感じ。予定日超過、3000g超で生まれた子らしい身体的な安定感もあり、わけもなく泣かないし、抱っこすればとりあえずは泣き止む。割と自己主張が強く、分かりやすい。見方を変えれば、ふてぶてしさというか生意気さというか、そんなのを感じないでもない。良く言えば、生き抜く強さみたいなものを感じさせるってところか。それでも仕草とか動きを見ていると、やっぱり女の子っぽいなあとも思う。どういうふうに育っていくのか、どういうふうに育てていこうか。生まれてようやく、不安より楽しみが大きくなった(それだけ不安ばかりだった)。
そしてPのほうはというと、毎日面会に来ては、病室でわしわしとものすごい勢いでおやつを食べている。おかーさんが家にいない寂しさを、食べることで紛らせているかのような食べっぷり。帰るときはいつも「おかーさんも一緒に帰ろうよ」と言うけれど、ダメなのは分かっていて、ごねたりするわけではない。彼なりに頑張っている健気さが愛しいよ。
でも、昨日の夜、私に電話をかければお話ができるということを夫から教わったP。これまで、おとーさんやばーちゃんと電話ごしに話すことはあったけど、いつも一緒にいる私とはそんな機会がないから、新鮮だったみたい。今日の面会の帰りには「また電話するね」と帰っていった。どんどんオトナになるのう。
退院後の生活は当然バタバタするだろうけど、今は純粋に楽しみにしてる。夢みたっていいじゃない!