ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

退院

昨日のどらやきのおかげか、ぐっすり眠れた感はあるものの、やはり目覚めたのは午前5時だった。朝食までの3時間が長い。が、よく寝たせいか、はたまた今日は退院だと思うから気分が上がるのか、体調はとても良かった。
朝食。入院中さいごの食事もやはり完食を目指したが、今日は食パンに塗るチョコレートスプレッドだけ残した。昨日のピーナッツバターも一昨日のイチゴジャムも本当は好きじゃなかった(甘いものを食パンにつけるのが苦手なのだ)けどちゃんと食べたのに、今日は食べられなかったというのは、「午後には娑婆に戻れる」という甘えからか。
食後、先生と少し話をして、自宅に帰っても安静にねと注意されてから点滴。今日の看護師さんはとても上手な人で良かった。3泊4日の入院中、2回ほど点滴を失敗されたのだが、これはどうなんだろう。いざ出産のとき、必要になって緊急に点滴とかすることもあるよなー大丈夫かなーなどと考えつつ、点滴終わった後は普通に帰り支度して、夫が迎えに来て、会計済ませて、すんなり退院。
今回の入院は、結果的に経験しておいて良かったと思う。34歳の初妊娠にかかわらず21週まで何のトラブルもなく過ごせたことを、今までは当たり前のように思っていた。なぜか、私の子は強い力に守られているから何があっても大丈夫だと、根拠もなく信じていた。そりゃあ体力的につらければ寝て過ごしたりしてはいるけれど、普段は割と何をしても私は大丈夫なのだと甘く見ていた。でも、トラブルがないって本当はすごくありがたいことだったんだね……。これからはもっと身体を大事にすると誓うよ。
それに、点滴は失敗されたけど(しつこい)、この病院でお産をしようという気持ちがますます固まった。評判や立地や条件から考えると他に選択肢はないに等しく、第一印象から決めてました!という状態だったのだが、他の病院やクリニックや助産院との比較検討を全くしていなかったことは、少し気にかかっていたのだ。ただ、一度通い始めて特に不満もなかったから、わざわざ行ったこともない他施設と比べる必要がないまま今に至ったわけで。この3泊4日の入院で病院の印象はますます良くなったし、お産の際に入院するイメージも具体的に想像できるようになった。
とはいえ、まだ妊娠生活はようやく折り返し地点に立ったところなんだよなー。あと5ヶ月弱、また切迫流産で入院したりすることのないよう日々の生活をちゃんとして、無事に出産を迎えられるよう心身ともに準備を進めていかねばならん。がんばるぞー。
あ、退院して気付いたけど、この入院中、腹がまたひとまわりでかくなった。単に腹筋が緩んだから?