ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

田端〜本駒込〜巣鴨とか

雨の中を出かけ、田端で用事を済ませて外に出ると晴れていた。傘が荷物になったが、せっかくなので散歩でもするか。
突発散歩のため地図もないので、適当にアスカタワーの脇を抜けて、適当に住宅街のほうへ。私はこの街が、何でか知らないがどうしても妙に落ち着く。それはやはり、ここで往年を過ごした亡き祖父母のどちらかが、守護霊になったからなのか。などとオカルト的なことを考えたり考えなかったりしながら歩く。
田端銀座に行きたいと思うが、道がサッパリわからない。田端銀座は、田端銀座なのに、私は駒込駅からしか歩いたことがない。それでも方角さえ間違えなければそのうちたどり着くだろう、と歩いてみたが、歩いていくうちに見えるはずのない山手線の線路が見えてきた。思いきり方角を間違えていたようだ。というか、道が複雑すぎて方向感覚を失った。もう諦めて山手線沿いを、時折電車を眺めながらてくてく。
駒込駅が見えたあたりで、不忍通りを目指そうと、アザレア通りなるちょっとした飲食店街を抜ける。適当に小路へ出たり入ったりながら進むと、北区やら豊島区やらいりくんでいる様子。そして、さらに進んでいくと、なんとなく街の雰囲気が素敵に……と思ったら、やっぱり文京区に入っていたようだ。私は文京区大好きっ子であるが、なかでもこの本駒込は結構上位に食い込んでくる町名だなあと考えながら進んでいく、と、不忍通りが見えてきた。が、不忍通りは見慣れすぎているので、六義園の脇を抜けて、適当に住宅街を歩く。本駒込は素敵だけど、こんなお屋敷だらけの街には住める気がしないぜ……。
せっかくなので、文京区内の町名格付けを考えながら歩いた。結果: 小石川>本郷>湯島・根津>千駄木・弥生>本駒込>西片・向丘・白山>春日・後楽>千石・大塚・小日向>目白台音羽・関口>水道 ということになった。今の家を手放しても住めるなら住みたいと思うのは、白山より上かなあ。ってああああ独断と偏見と妄想です、偉そうなこと言って本当ごめんなさい。引越しなんか、できません!
と考えている間に、白山通りに出たぜ。久々に歩いて若干疲れている私の足を、地下鉄の入り口が誘惑する……が、気合で歩く。ここ3日ほど携帯を買い換えることについて妄想を膨らませながら過ごしていたので、巣鴨駅周辺でauショップdocomoショップを見比べる。妄想さらに大爆発。これはもう携帯買い換えないとやばい。
あとはもう、地蔵通商店街を抜け、明治通りをちょっと歩いて、北池袋方面へ。見慣れた道である。あ、途中いろいろな制服を身につけた中学生ぐらいの子たちが、向こうからたくさん歩いてきた。みんな疲れた顔をしており、受験シーズンだねえと思いながら、遠い過去に思いを馳せて帰宅。ダラ歩きだったし途中寄り道いっぱいしたから、3時間くらいかかったが、楽しかったよー!