ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

とはいえ深夜になって急に落ちた。父の最期を思うと、いつも眠れなくなる。覚悟はできてるけど、納得はできてない。考えても仕方ないことだとは分かってる。分かっちゃいるんですけど。
私は父を、自分たち家族のためにとても頑張って働いてきてくれたと思ってるし、それ以上に社会に貢献したけっこう立派な人だと思ってる。だけどそんなに器用な人ではないから、いつも家族のために社会のために、自分のことを犠牲にしてきたことも知ってる。そんな人が、やっと自分の時間を持てるようになった矢先にこんなことになるなんて、あまりにも皮肉。
そりゃあ人は誰だって死ぬ、死はいたって平等だ。んなことは分かってるけど、なんで死ぬ順番は平等じゃないんだろうね。そして、奇跡はそう簡単に起こらないから奇跡というんだね。
願わくは、私の大切な人たちがみんな、ちょっとぐらい辛くても苦しくても、時々それなりに幸せを感じながら、長すぎず短すぎず、妥当な長さの人生を元気に送れますように。そしてこの気持ちが、いちいち言葉にしなくてもみんなに伝わりますように。