ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

5歳!

Pさん5歳になりました。
生まれてから1年くらいは長かった〜けど、やはり年々加速していくね。こうなるともう、この先はあっという間なんだろうな(と思いつつ、こないだ成人の日に『うちもあっという間に成人式だな』と言った夫には全く賛同できないよ)。
プレゼントは、少し遅いくらいかもだけど、本人の強い希望もあって自転車にした。三輪車もストライダーも買わなかったので、ちゃんと乗れるのかわこらないけど。
買いに行ったとき希望する色の在庫がなくて配送してもらうことになり、これがうまいこと誕生日当日に届くことになった。現時点では届いてないんだけど、これがえらい楽しみなようで、購入の日から指折り数えて待っているPである。
ある日「なんでこんなに自転車が楽しみか、わかる?」と聞かれて、「うーん?自分の運転で自由にどこへでも行けるから?」と言ってみたが、違うと言う。「あのね、おかーさんがいつも楽しそうに自転車に乗ってるから、Pも乗りたくなったんだよ!」だって。なんかそういうふうに言われると、嬉しいね。別にそんな、ことさら楽しく乗ってる覚えはないんだけどな。
ともあれおめでとう。

2015年だってさ〜

「2015年?未来じゃん!」と思ってしまう昭和生まれです。寒中お見舞い申し上げ。
気がつけば39歳も残すところ5カ月となり、焦りというのはないのだけれど、39歳のうちにあれやっときたい、40歳になったらこれやりたい、というのがやはり例年よりは多いので、きっと今年は何かしら区切りの年なのだと思います。
とにもかくにも、今年はやりたいことがいっぱいあるので、やりたいことをやります。2015の意気込みは、ただそれだけ。年頭に思うことがこんなシンプルだったことが、これまでの人生であっただろうか?これがもしかして不惑モードなのか?なんて思ったりしながら、今日を愛して眠りにつきます。
良い初夢が見たいぜ。

子らの成長と断乳と

晦日になっちゃった! という感じでバタバタしかしてない今日この頃です。
この一年は常に予定外の仕事に振り回されながら、子らの成長を見守ることで終わったなあ。
12月はPの幼稚園もQの保育園もおゆうぎ会があったけど、ふたりともとても立派にやっていたよ。特に、保育園に入るまでは二足歩行もおぼつかない赤ん坊だったQが、大きな声で歌を歌い、曲に合わせて鈴を鳴らし、踊りを踊る姿(しかも3月生まれで体格はクラスで一番小さい)には、震えたわ。
Pは今年からたくさん習い事を始め、と言っても週2の公文と週1の美術教室が基本で、時々ほかが入るくらいだけど、これまたたくさんのことを吸収してる。ひたすら線を引いて鉛筆に慣れるてところから始めた算数は、今や足し算。思いのほかスラスラとやっていたりして、感心する。美術も、家でちょこっと描く絵を見ても色の使い方が以前とは違っていて、教わったことをいくらでも素直に吸収できるそのまっさらさが眩しいくらい。やりたいことがいっぱいある子なので、素直なうちにできる限りサポートしてあげたいな。
そして年末にきて私の中の一大イベントは断乳だった。本当はPが断乳した1歳11ヶ月まではあげたいと思ってたんだけど、Qは乳への執着が強すぎてまったく自然に減っていかないし、すごい力で噛むようにもなってきたし、私の体への負担が大きすぎたので、休みの多いこの時期に!と、決断した。
断乳したちょうどその日がPの終業式だったのもあり、よーしQちゃんも断乳式しようか!と言って、お兄ちゃんの見守るなか儀式めいた感じ最後のおっぱいタイムにしたのが良かったのか、肩すかし感あるくらいぜんぜん苦労せず。その後、何日かは「おっぱい〜」と飲みにこようとするものの、「あれ?おっぱいバイバイしたよね?」と言うと、そうでした〜テヘペロみたいな顔して去っていく。Qは基本的に思い通りにならないことは思い通りになるまで泣いてゴネるタイプなんだが、断乳についてだけはそうしなかったところを見ると、本人もそろそろだと気づいてたのかもなと思う。
とにかく断乳!思うに(私は完母なので)乳を与えている限り母子の一体感ってどこか抜けない。妊娠中から続いてきた、自らの体の一部を栄養として子に与えるという作業が終わり、子育ての第一段階をようやく卒業した気分だよ。たぶん誰かに乳を与えることは、もう私の人生ではないのだろうと思うと、少し淋しいけどすごく軽やかな気分です。
本当はもっと書きたいことがあるけれど、これが結局私の一年を象徴しているなと思うので、これで2014おわりー。2015の抱負はまた年明けに!
来年もよろしくお願いいたします。

はじめる。

ちょい前のことになるけど、先日とあるイベントでオリジナルのハーブティーを手売りしてきた。
そうだ、ここではあんまり明言してなかった気がするけど、いろいろ紆余曲折があった結果、私はこれからなんとかしてハーブ屋をやろうと思っているのである(脱法のやつじゃねーよ!)。しかし、ただハーブティーを売ってもつまらない。精油なんか仕入れて売るのはもっとつまらない。というか、そんなこたあもう既にやっている人や会社がいっぱいあるし、そこに食い込んでいくのは大変だしぃ〜。
だから私なりに、私がアロマだとかハーブだとかに乗っけられる付加価値とは何なのか。ということを、ここ半年ほどずっと考えてきた。
結論はまだはっきりとは出てないけど、アロマやハーブを仕事にするっていうとセラピストになるか講師になるかショップ作って売るか、みたいな選択肢しかない時点ですごいクローズドな業界だなと思うし、資格商法と言われても仕方ないよなとも思う。それに、現在の勤務先を含むいろんなアロマやハーブのメーカーやショップを見て、皆だいたい売り方が一辺倒なのね。それぞれにコダワリとかはあるんだろうけど、なんかこう、オシャレとか、癒しとか、ナチュラル?オーガニック?そんなイメージばかりで、がんばってもせいぜいさわやか、すこやか程度。そういう枠を作って、決してはみ出ようとしない。はみ出たら売れないのかなー。でもなんかもっと、そうじゃない売り方ってできないかな。
って話がそれたよ!
そんなわけで、今回出たイベントはこれからやりたいことのはじめの一歩というか、いよいよの布石というか。これまで頭の中だけでうじうじと考えていた部分を、とにかく形にして、人にわかってもらおうという行動を始めた次第。
手売りつったら文学フリマ以来で、こうして改めてやってみると、本もハーブティーも自分で作った作品という意味ではまったく同じで、内容に込めた想いがあり、いろいろなコダワリもあり。試しに手にとって開いてもらう、という部分を、試しに口にしてもらう、という形にするため、試飲をたくさん出したんだけど、今回はそれが奏功して(味にはそれなりに自信があったけど)けっこう予想外に売れた。
ずっと自分の頭の中だけで紆余曲折していたけれど、外界とのやりとりはよい刺激になった、というか。やっぱり人と話をすることで見えてくるものもたくさんあるし、なによりそれによって私なりの付加価値が分かる気がすると思ったので、これからしばらくはそういうことに執心したい、と思ったこともあり、同じように何かをやっている人たち……ちまたで絶賛バッシングされ中だけど、ママ起業?主婦起業?みたいな人たちと、アメブロで交流とかしてみた。そして、気づいた。
アメブロのママ起業の人たちとの交流は、まるで昔のテキストサイト村みたいだった!
あんまり書くとアレなのでアレするけど、テキストサイトがアクセスアップする仕組みと、ママ起業でお客さんがくる仕組みって全く同じだったんだ。こんなこと、皆知ってた事実なのかな? 私は知らなかったので、結構目鱗だったわ。でもまあ、考えれば分かることだったか。
たぶんこういうのって元々は仕掛け人とかいなくて、どんなところにいても自然発生するものなのだろうなと思った。で、一部の利に敏い人がそこに目をつけて、市場を広げるために(?)プチ起業ブームみたいな流れを作ったのだろう。まあ、それで多くの主婦が「気づき」だとか「学び」だとか自己実現感みたいなんを得て充足し、交友関係を広げて、毎日を楽しく過ごせてるんだから、それは決して悪いことではないと思った。
でも、少なくとも私がこれからやりたい新しいことは、ママ起業ではできないことなのかもしれない。ママ起業のしくみは、それはそれとして片足を突っ込んでおいて、もっと違う形を模索しなければならん。
まあ色々と、模索の日々です。でも早いところ「形」を作りたいよ。がんばんべ。

ここんとこ、

復職して半年。
最初は通勤時間が結構貴重な自分時間になってたんで、通勤が育児の合間のリフレッシュになっていたのだけど、会社が移転して電車に片道5分くらいしか乗らなくなったもんで、再開したはずの読書時間もなかなかとれず。
会社も、単に移転しただけでなくいろいろ変化したことがあって。良くも悪くもなあなあでいつの間にか働くようになった会社だけあって、元々こんな仕事だったら私も応募してないし、たぶん会社も私を採用してないと思う、という食い違いが日に日に大きくなってモヤモヤー。
正直、子供産んでからやっと自分の人生、本番が始まった感はあって(別に、子供産んでからが一人前とか子供いない奴はダメとかそういう意味ではない)。私はやっぱり思ってたとおり別段子供好きではないし(子供を可愛いと思うこととは別)、だから子育てにすべてをかけるつもりもなく、というか一番大事なのは自分なのはやはり変わらんというしょうもない人間でありながら、それでも子供にできる限りのことはしてあげたいとも思うわけで。そんな時間が限られた中、そんでも今やろうと思うもの、ちょっと未来のお楽しみにとっといていいもの、あきらめて捨て置くもの、という取捨選択をせざるを得なくなった。アレも楽しそうコレも興味あるというスタンスでやってきたけれど、本当に欲しかったものややりたかったことにいよいよ向き合わなきゃいけなくなってしまった。ここまで追いつめないと分からない時点でアホなので、子供産んだからというのは関係ないんだが、私にとってはこれご契機だったということなのでしょう。
で、このような状況下での、今の仕事。非常に難しく、うまく扱えない。ここまでして働かなければいけない理由は、ない。でも、道としてはたぶん、私の行きたい方向へ繋がっている。でも、会社の方針が変わってきて本当に道が繋がってるのか怪しくなってきた。でも今切り捨てたら他の色々も頓挫する。そんな感じで、モヤモヤしながらどうにもできず。
でも会社の内情いろいろわかってしまった今、どのみちここで正社員目指して頑張るって選択肢はもはやないので、何をするべきかは決まっていて、あとはいつやるのって話なんだけど今でしょとも言えないなー。もう少し頑張ったら機が熟すかもしれんし、そこに子供たちのライフプランも関わってきたりして、長いこと悩みちゅう。
まあでもとにかく、たぶん今、これまでの人生の中でいちばん真面目に生きてる気がするよ。いつまで続くんでしょう、このマジモード。

10月。3年間あるPの幼稚園生活が、折り返し地点になりぬ。Qも1歳半となり、イヤイヤ期ぜっこーちょーてな、なんとなくフシメ的な気分。
Pと過ごす時間はこのクソガキーと思うことも多々あり、叱らない育児は否定するも怒鳴らない育児は推進したい私なのだが(自分に後々来る疲労感がひどいから)、しかしクソガキの前にそんなポリシーはまったく意味がないので、怒鳴っては疲弊の毎日よ。
だけど幼稚園なんかのオトモダチを見ていると、Pなんて全然おとなしくて賢い。おとなしいといっても大人の目を意識した良い子ちゃんでも、言いたいことも言えないポイズンでもなく、出来るだけみんながいやな思いをしないように、なるべく笑いに転化しようとする努力を感じる。うん、親の贔屓目かも。でも、Pよりもっとしょーもないクソガキを目の前にして私の方が大人気なくブチ切れそうになるときも、Pは笑顔で乗り切っていて、おまえほんとすごいわと母ちゃん感心しまくりです。考えてみれば、家でもクソガキモードばかりじゃなく、成長したなーと思わされる瞬間も増えてきた。幼稚園ですべきことが半分終わるというのは、こういうことなのかねえ。
それに比べるとQはほんと自由。ザ・妹。下の子という立場を経験したことのない私と夫とPは、その自由ぶりを羨ましくも疎ましくも感じている、という雰囲気。この家では何やっても結局許してもらえる自分というのを、たぶんQはハラの中にいるときから知ってたのだろう。今はイヤイヤ期なうえに、可愛いもの大好き乙女で、最近は私の服装にまで口を出してくる生意気ざかりなのだが、それでも可愛いザ・妹。言葉なんて出てくる前から甘え上手で自己主張上手だったのが、言葉が増えてきたことによりパワーアップしている様子でございます。
日頃はケンカばかりしている兄妹だけど、お互いに影響し合っているところも多々あり、その関係性は見ていてとても面白い。Pなんか最近、「おんなのこってさ、こういうかわいいものすきだよねー」とか「おんなのこはきもち(たぶんフィーリングとか雰囲気みたいな意味で言ってる)をたいせつにするよね」などとしたり顔で言うので、私はなんかニヤニヤするよ。
ちなみにQのほうはおにいちゃん(ザ・4歳男児)の悪影響で、早くもうんこちんちんえへへへへみたいなことばを覚えて遊んでいるので、これはあまりほほえましくない事態です。

なつやすみのおもいで

夏休みのこと、いろいろ書こうと思ってたけど書けぬまま、怒濤の夏休みが終わって1ヶ月も経ってもうた。わーん。
夏は忙しかったというか慌ただしかった。炎天下の中チャリでQを保育園、Pを幼稚園(預かり保育)に置いてきて仕事いって終わったらまたチャリで幼稚園保育園に迎えに行って帰宅し風呂入れて飯食わせて寝かしつけ、というのが基本の日々。もしくは休日にどっか行ったあと子供らのいずれかが熱出して平謝りで仕事休んでイヤミ言われながら医者と家との往復をしたり。心休まる日は皆無で、ビアガーデンもとうとう行けずじまいだわ。
しかしまあ正社員でフルタイム勤務だったりしたら、さらに拘束時間が長いし仕事の責任も大きいと考えると、私なんてまだまだだなと。というか色々思うところあって仕事の話はアレだから、頭を切り替えて夏休みの話ダイジェスト。
琵琶湖→初めて行った。PとQはプール以外の水遊びが初めてとありはしゃいでおった。宿泊でQのテンションがおもしろいことになってた。
wヒーロー祭→Pと二ヶ月違いで息子さんを産んだ友人親子と行ってきた。ヒーローについてはまあ私ごときが語ることは特にないかな…。Pも友人息子ちゃんも赤ちゃんの時から年に2〜3回会うくらいの付き合いなんだけど、幼稚園でのいろんな友達とのつきあい方を見てると、この子とは気があうらしいのが見ていて分かる。しかしまあすっかり年中男子のノリがね。バカ男子って何歳くらいまで続くん?
STAND BY ME ドラえもん→最近子供向けの映画ばかり観てたというかそれ以外を観に行くことができないのだが、まあこれは大人向けなんだろな、と。エピソードがどうこうではなく、『あの頃の未来に僕らは立っているのかなあ』と思った。設定では1964生まれ(今年50歳)ののび太なので、のび太が結婚する年って未来として描かれてるけど2014年から見たら本当は過去なんだよね。でも、30年前に私たちが描いた未来像と、今の子供たちが描く未来像って、大差ない。パソコンとか携帯はすごく進化したけれど、空飛ぶ車が縦横無尽に走ってるとかそういうことはなかったなあ。とか。そんでも、未来には夢がなきゃいかんのよ、と子供を持った今だからこそ強く思う。
とりあえずそんなところ。最近のことでも書きたいことはたくさん蓄積してるので、近い内に書きます。