ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

成長

最近のPのこと。やや反抗期ぎみなところもあるけれど、それだけではない精神面の成長を感じている。
最初に感じたのは、2週間くらい前だったか。家のトイレは保育園のそれと比べると便座が高いし危なっかしいので、Pが用を足すときは基本的に私が横で見ているのがお約束だった。ところが、大きいほうをするときに限っては、Pは便座に座ると、
「おかーさん、見てなくていい」
と言うようになった…!見られてると落ち着かないのか、恥ずかしいのか、とにかく私が一度その場から離れないと、大きいのをしない(小さい方は気にせずする)。普段はおかーさんおかーさんとひっついていることが多いだけに、突き放されたのはちょっとした衝撃だった。
そして先週、もっと決定的なことが起きた。Pが風邪をひいたのでお医者さんに行き、そのあとの薬局での話。
薬局はいつになく混んでおり、待合室の椅子も空きが少なかったので、私が椅子に座り、Pを私の膝に座らせるという形をとった。そういや私の腹もだいぶ大きくなってきて、こんな風に膝で抱っこするのも難しくなってきたなーと思い、せっかくのスキンシップの機会だから、後ろからむぎゅーと抱き締めてみた、ら。
「やめてよ」
と、冷たくあしらわれた…!これは私としてはかなりショックがでかくて、思わず「えー、だってアンタぎゅーするの好きじゃん」と言い返したのだが、「おうち帰ってからね」と、2歳児に37歳が諭される形に。いやー、びっくりですわ。
そうかと思えば、「はやくよーちえんいきたいな♪」とか楽しみにしてると思ったら、どうやら幼稚園はおかーさんも一緒に通うもんだと思っているようだ、というエピソードもあるんだけど(今まで見学やら面接やらで、いつも一緒に行ってたから)。まあそれだってやはり彼なりにいろいろ考えているわけで、日々成長なんだなあと感じるよ。
子どもはいつか親を離れていくけれど、たぶん今、はじめの一歩を踏み出したんだと思う。頼もしいけれど、思った以上に早くて、母ちゃん寂しいわー。