ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

朝からPが咳をしていた。こんなの初めてのことだ。機嫌は良いし食欲もあるが、念のためお医者さんへ。先日ランチしたママ友さんにお勧めの医院を聞いておいて良かった。
診断は、まあ普通に風邪。ここんとこ他の子どもと接触する機会が多かったからどっかで貰ってきたのか、急に暑くなってきたので服とか布団の枚数を試行錯誤していたせいか。まあ薬飲ませておけば大丈夫とのことで、出された葛根湯を貰って帰る。子どもの医療費がタダなのは知識としてはあったが、本当にまったくお金かからないことに感動した。
で、家に帰って早速薬を飲ませるのだが……粉末の葛根湯を水で練って上顎につけろって言うんだが、そんなに簡単なもんじゃなかった。まず口に入れた時点で未知の味にびっくりしてこの世の終わりのようなギャン泣き。で、薬を流し込むために湯冷ましやお茶や赤ちゃん用のポカリとか用意したけど、今まで母乳とミルクしか与えてきてないせいか、どれも受け付けない。ミルクに混ぜるとミルク嫌いになるかもと言われたし……。結局、無理やり湯冷ましを口に入れてちょっと宥めたところで母乳を飲ませるという流れに落ち着いたが、薬を飲ませるたびに修羅場である。Pも薬を飲むの嫌かもしれんが、母ちゃんも気が重いよ……。
午後にはさらに具合悪化で、鼻ぐずぐず、喉がらがら、目うるうるになってきて、Pの機嫌もかなり悪くなる。泣く→おっぱい→寝るを1時間のスパンで繰り返し、夕方には一旦落ち着いたけど、結局一晩落ち着かなかった。
初めての苦しみを経験するPの様子に、私も夫も「かわいそうに」と泣きそうだった。ただ、どんなに苦しくてもおっぱいはよく飲んでくれる(ちなみに私も夫も風邪で食欲減退はしないタイプ)ので、そんなに衰弱する感じもなく、眠ったあとは機嫌よくしていてくれたのがせめてもの救い。