ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

実践 小説の作法1

妊娠前の話だけど、今年はいつになく小説をきちんと書きたいという気持ちがあり、なんというかこう、士気を高めるというか、つまりはいわゆる「モチ上げ」のために、小説を書く人がたくさん集まるようなところに行って刺激をうけたいなあと思っていた。(文学フリマとかは、違った。モチ上げというか、その場を目的とした作品作りに終始して、ブラッシュアップとかができないというか……まあ言い訳だけど)。まさかそのときは自分が妊娠することになるとは考えていなかったが、もともと今年中に三作は書いてどこかに応募したいと思っていた。そして妊娠してみて、子供生んだらしばらくは書く暇もないだろうから、改めて、やっぱり今書くしかないと思ってる。ちなみに妊娠中は宝くじとかが当たりやすいっていうけど、文学新人賞はどうだろう。
それはそうと、どこかしら教室的なものに行こうと思って検討するもスケジュール的に合うところがなかなかなく、ちょうど母校の生涯学習講座で募集していた「実践 小説の作法〜新人賞に挑戦」というのが土曜日のみの全5回で料金も安いので、これなら都合も良いし無駄にならず通えそうだと判断して申し込んでおいたのだった。
そして今日がその1回目。受講者は70〜80人ぐらいだろうか、思ったより多く、老若男女いろいろいた。たまたまここに集まっただけでも、こんだけの人が小説を書きたいというのだから世の中クレイジーだよな、と思う。でも、「小説を書いたことがある人」「○○という作家の作品を読んだことがある人」など先生が質問をするのに対し、手があまり挙らないのはびっくり。まず講義を聴いてから書くのに挑戦すんの? それ読書家でもない私ですら全部読んだことのある作品だよ? と……。でもまあ、皆ちょっと遠慮しているだけかも(何に?)。
講義をするのは、佐藤洋二郎先生。日芸の教授だが、私が卒業した後に来た人なので面識はない。ざっくりとした感想としては、ああ日芸の授業だなあ、というところ(つまり私にとっては目新しくない)。でもまあ面白い話をいろいろしてくれる人だった。結局小説の書き方なんて人から教わるものではなく、どう気持ちをもり立てていくかしかないのであって、結論としては目的であるところのモチ上げには充分だ。こうやって毎週刺激をうけて、がんばって書ければそれで良いなあと思う。
というわけで、講義で気になったところなどをメモしたノートをうpするよ。別に人に知られて困るような重要機密は書いてないから、気になる人は自由に見て一緒に士気を高めたらいい。ただ、字が汚いのだけは許してください。ダウンロードはこちらです。