ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

6月です。更新が若干滞り気味だったんですが、その間、私にふたつの変化がありました。ひとつは34歳になったこと。そしてもうひとつは、腹ん中に子を宿したこと。現在3ヶ月に入ったところで、まだまだ安定期は遠いですが、ま、せっかくなので記録してこうかなと思います。
とりあえず妊娠に至るまでについて思い出しつつ書くよ。
以前なし崩し的に始めた不妊治療は続かなかったけど(なんとなく卵巣が弱いことがわかっただけ)、この1年ほど漢方や鍼をやってたら不正出血はなくなったし、冷え症も生理不順もかなり改善しつつあった。さらに、今年初めに3ヶ月の禁酒をし、3月に断食に挑戦し、健康状態に少し自信が持てたので、今年は子供作れるかなーという気はあった。
ただ、もう丸6年子供ができなかった実績があるので、まさか自然妊娠が可能だとは思わず、じゃあどうするかと言うと「いきなり体外受精に進もう」と思っていた。先の見えない不妊治療は精神的に耐えられそうにないし、体外3回やってダメだったら割り切って子なしライフをエンジョイできるべ、ぐらいの気持ちで。
しかしここで問題が。高度不妊治療には当然、大変な金がかかる。ならば、しっかり産休育休がとれる会社に正社員として再就職し、きちんと働きつつ1〜2年で環境を整えてから計画的に出産を……などと考えたのが4月末のこと。子供ができなかった場合の人生を考えても、再就職に挑戦するならもう年齢的にラストチャンスだと思ったし。で、思い立ったら行動は早いので、実際いくつかの求人企業に応募書類を送ってみた……のだが。これが、面接にすら漕ぎ着けない。ショック! まー年齢もアレだしブランクもあるしな……こんな私がこの就職難時代にホイホイ就職できるほど世の中甘くなかったよ。
そんなこんなのうちに迎えた5月。若干凹みつつも、GWはもうすべて忘れていつにない勢いで休暇を満喫しまくり(憂さ晴らし)、さて就職活動再開するかーと思ったGW明け。どうにも体調が悪いことに気付く。
この時点で生理は若干遅れ気味という程度。それよりも、普段の高温期より高体温をキープしてること(これが具合悪い原因)と、いつものひどいPMS症状がほとんど出てないこと、そして、ちょうどこの時アロマセラピーの勉強をしていたのだが、好きだったアロマオイルの香りを気持ち悪く感じた自分に愕然として、これは怪しいと。
自分数えで高温期16日目ぐらいに若干フライングで妊娠検査薬を使用すると、陽性……か? ぐらいの、かなりうっすらな線が出現。念のため3日空けて再度検査薬を使用したところ、今度は割とくっきりした線キタ! あれだけ遊びまわっていた中で着床したんだとしたらすごいわーと感動しつつも、正常に着床したかはわからんもんで、思い切って病院へ。
病院の尿検査でも陽性だったので、エコーで見てみる。子宮の中に4mmほどのタイノウが、うすぼんやりと見えた。先生が「うわー微妙だなー。でも、たぶんこれだと思う」という言い方をするので、どう受け止めていいのか困る。とりあえず、言われるままに次回診察を予約。
次の診察までは2週間以上あったので、中の人が育ってるのか心配だし、自分が妊婦としてふるまっていいものかよくわからんし、とはいえやっぱり具合悪いしで、どっちつかずでなんとも生き心地の悪い日々であった。
つづく。