ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

まだまだ花見するんだよ

なんでか今年の私は、花見しなかったら死ぬーみたいな勢いで、必死に花見をしているなあ。大丈夫だろか自分。
今日は仕事が終わってから急に思い立って、小石川後楽園へふらりと。文京区大スキーを自称しながら、実はこれほどまでの名所を訪れたことのなかったわたくしである。いや、もう10年以上前からずっと行きたいとは思ってたんだけどね。しかし本当、思いつきとはいえ、なんで今日ひとりでふらりと訪れることにしちゃったのかしら。

しかしまあ、咲いてた咲いてた。だいぶ散りかけてたけど。そして、思った以上に素敵な場所だった。お年寄りと外国人の観光者が多かったけど、意外と一人でフラフラしている人もいっぱいいた。時折、ハタチくらいと思われるカップルなんかも歩いていて、ゆとり世代でもこういうところでデートする若者がいるというのはとても喜ばしいことである。そしてここは桜だけじゃなく、いろんな季節にいろんな花が咲くようになっているんだなあ。入場料も300円なら安いし、もっと早くくればよかったわ。

東京ドームやら文京シビックセンターやらと一緒に、こんな古式ゆかしい庭園を見ていると、なんだか悠久のときを感じちゃって、いろんなことが「もうどうにでもなーれ☆」な気分になっちゃうわな。いやいや、本当に素敵だなっていう意味ですよ。昔の人はこんなところにこんなもんを作ってしまうんだから、本当えらい。あと、シビックセンターの上のところは、やっぱり顔に見えることを再確認して飯田橋まで歩いた。
そして夜。今ちょっとした事情があり、期間限定でマイカーがあるので、仕事から帰宅した夫に運転をさせて、王子の飛鳥山公園へ。

こちらは東京の中で言うと(ほんの少しとはいえ)北のほうにあるせいなのか、今日が一番の見ごろといった感じでもりもりと満開! 泥酔して道端に倒れている女子や、もうワケわからなくなっている学生さんの集団などもたまにいるけれど、上野公園ほどのカオスではなく、ファミリーやカップルなどの小規模な夜桜見物客が中心という感じで、まあまあ歩きやすかった。

桜と桜の間から月を見たりするのも、風流でよい。しかし、そろそろ「もうどうにでもなーれ☆」とか言ってられないくらい、いろいろ切羽詰ってきた。明日から、がんばろう。