ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

謎の発熱は四日目。本音を言えば東京の「自分の家」で過ごしたほうが絶対に良いのだが、母に「じゅんちゃんだけお父さんの死に目に会えなかったらかわいそう」としつこく泣き落とされて、私はまた千葉に帰ってきた。
私だってそりゃあ父のそばにはなるべくいてあげたい。でも、いつ来るかわからない「その日」をここでなにもせず待って、仕事も生活もおろそかにするのは大人としてどうなんよ。特に仕事では既に多大な迷惑をかけて、各方面に謝りまくっているのだ。そして、これが私の心労となっていることには、誰も気付いてくれない。
どうせみんな、私なんかたいした仕事をしてないと思ってるんだろうなー。でもさ、小さな仕事も簡単な仕事も安い仕事も、私は当たり前に魂込めてやってるんだよー。っておもくそ愚痴になったわ。
まあでもだいたいさ、いくら熱が下がらずつらいといっても、30すぎの女が親元で看病されて何の疑問もなくぬくぬくしてられるか。しかも実家と言えどもここは弟の家、わけわからん病気の義姉が居座ってたら弟嫁も気を使うだろう。親にとってはいつまでも子供なんだろうけど、大人の事情で動いてることは理解してほしいなーってやっぱりおもくそ愚痴だわ。