ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

荒れ味

さいきんファミ劇で延々とキャプテン翼を流している時間があり、別に観たくもないのについ観てしまう。夫がすっかり翼くん(小学生時代)ワールドにハマりまくりである。それはいいとして、夫は寝る前にまで「燃えてヒーロー」を歌う。やられすぎである。が、それもまあいいとして。
「ちょっとあれみなエースが通る♪ ……『あれみ』って何だろう?」などと、ふと言い出しやがった夫。
私がシレッと「それは『アレをご覧なさい』という意味の「あれ見な」では?」と答えると、彼は20年間も目に詰まらせていたウロコがようやく落ちたようにスッキリしたご様子。ハイハイよかったよかった。
でも、実は私もそう答えることでスッキリしていました。というのも、私にも「『あれみ』って何かしら、荒れてる風味の略かしら?」とか、無理に解釈しようとしていた時期があったから。で、あるときふと「ああ、『あれ見な』ってことかー」と気が付いたわけですが、それに気が付いちゃったとき、逆に「うわー、なんで言葉勝手に作ってまで無理矢理解釈してたんだろ」と恥ずかしくなり、自分の気付きを誰にも言えないまま二十年も悶々と過ごしていたのでありました。
という、まあ100%どうでもいい話なんだが、今回のことで夫も同じように『あれみ』だと思っていたのを知り、ちょっと勇気が湧いたので書いてみた。こういう「重いコンダーラ」系事象は、探してみると結構ありそうだな。
それにしても、「チャンバも走る」の『チャンバ』は未だになんだかよく分らない。