ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

COLOROCK LIVE 2008/矢井田瞳

於・JCB HALL。何しろ今回いちばん楽しみだったのは、3月にできたばかりのこの会場。場所は水道橋なんだが、こことてもよいですよ。ま、バルコニー席というのが思った以上に良い席だったというのもあるんだけど。個人的にもアクセスがとてもよいし(自宅からドアtoドアで20分。今のバイト先からなら、信号無視すれば徒歩2分である)、たぶんどの席でもかなり見やすいはずの、良い構造です。私の好きなミュージシャン的な人はみんなここでライブしてくれればいいのにーと思った。
で、矢井田さん。今日になってようやく新譜予習したぐらいのニワカですまん。しかしこの方は本当、アルバム作るときの精神状態がモロにアルバムの方向性として出る人なので、そういう意味で新しいアルバムが出るたびに楽しみ。一人の人間の人生をわかちあっているような気になる。まー今回のアルバムは、結婚後初なので幸せオーラ全開な感じですが、個人的にはもうちょっと痛い頃の彼女のほうが好みではあります。
セットリストは、普通に考えたら新譜中心かなという感じなのですが、しょっぱなから割と新旧良い感じに交えてやってる印象。なんかこの人、いろんな意味でふっきれた感じがする。やはり結婚したのが大きいのでしょうか。なんにせよ地味に私が一番いいと思ってる「会いたい人」をやってくれたのはすごく嬉しかった! まーでも私は例によってFIREさんばかり見ておったりしたわけですが。てかFIREさんの跳躍力はすごすぎる。本当、超かっこいい。誕生日も私と一緒だし、というのもあって、大好きです。もし私が金にものを言わせて自分が好きなバンドを作るならベーシストは間違いなく彼にします。
というのはまあ置いといて。アンコールでは生ギター音と生声(PAを通さずに)「手と涙」を演奏してくださいました。これは、とてもよかった。私は、矢井田さんは一度バンド引き連れないで完全にギター1本で1人ライブというのをやってほしいと思っていたので(FIREさんがいないのは残念ですが!)、その可能性を見出した瞬間でした。でも、本人は微妙に休業宣言っぽいものをしていた(はっきりとは言っていないので微妙にモヤモヤするが、夫との話で、たぶん出産すんじゃね、という解釈になりました)。まあそれはそれで、がんばってほしい。
楽しかったです。今日のライブがDVDになるそうで、良い席だったので顔映るかもしれん…。
「会いたい人」↓