ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

宝島社から本日(たぶん)発売する「この恋愛小説がすごい!2006年版」に小さく書評を書かせて頂いてます。昨日見本誌が届いたのだけれど、予想してたより面白かったです(というと失礼だが……あんまりこういうムックって普段読まないので)。もし機会があったら書店で手に取って見てみてください。
「恋愛小説」というくくりで作品を選ぶのは難しかったです。ジャンルでもないし。恋愛が絡んでいればいいのかという気もしたけれど、そうなるとものすごく広くなってしまう。というわけで自分なりの尺度で選定してみたけれど、ランキングを見てみたら「アッー、それも恋愛小説でいいのか」と思った作品もかなり上位に入っているので、まあ人それぞれの感覚だなあと思っています。
ちなみに私は103頁の上段、千村はつひの名前で書いてます。肩書きは何書いても良いよと言われたので、「文芸サークル主宰」にさせて頂きました。普段たいして何もしていない人間にとっては、肩書きを問われるというシチュエーションがひどく恥ずかしいものだと気付いた三十路の秋。