ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

はい新学期ー!

ついこのあいだ生まれたと思ったPが、6年生、小学校最高学年になりました。あらためてびっくり。それよりさらにちびっこだと思ってたQも3年生だし。
始業式。うちの小学校は毎年クラス替えがあるのだが(せわしない)、Pは5年生の時の良き担任が今年度も担任になったと、ニッコニコで帰ってきた。Qは幼稚園の頃からの仲良し2人と初めて同じクラスになって、やはりニッコニコ。二人とも良かったねえ。
私も、春なので私もいろいろ始めたりしたいなと思っているのだが、なんかすごく忙しくてちょっとめげそう、だけど、全く忙しくなかったらめげるどころじゃないと思うので、まあまあ良い状態なのだろうと思う。

せっかくだから、私も年度初めということで、今年度やりたいと思ったことを書いておこう。来年の今頃見直して「なんにもできてねー」と言うのか、「忙しいわりにまあまあ頑張ったな」と言うのかわからないけれど、何らかの指針にしたいと思う。

まずひとつ目。薬膳というか漢方というか陰陽について詳しくなりたい。私が最終的に行きつきたい方面を考えると「マクロビ」みたいな感じなんだと思うけど、いきなりマクロビを学ぶというよりは、その下地にある思想について、あと食材のなんたるかについて、きちんと学んでおきたいなと思っている。

ふたつ目。お金についてきちんと考えたい。なんというか、お金に困っているわけでもないが、すごく余裕があるわけでもないという、いわば中流家庭の家計を預かるにあたり、実は去年は私の中で「節約」が密かなブームであった。しかし最近になって、同じ貯めるでも、私の場合は「節約する」より「もっと稼ぐために行動する」ほうがときめくみたい、と感じはじめた。でもライフワークバランスも大事。つうか、すっげえ働きたいってわけでもない(そんなに働いてなくても忙しくてヒーヒー言ってるし…)。じゃあどうするかっていうと、やっぱ財テク?なのか?みたいなことになった。元手もたいしてないからアレだけど、ちょっとお金を殖やすことについて真剣に考え学びたいと思う。

みっつ目。美しくしゃべる技術を身につけたい。これはシンプルに。

よっつ目。家をリフォームしたい。これは今すぐやりたいわけでも、自らの手でやりたいというわけでもない。数年以内にしたいのだが、プロに全部お任せでというのではつまらなく、こだわりたいという気持ちがある。なお、こだわりというのは、お金をかければよいというものでもない。色々ときちんと知ったうえで選びたい。そんな感じ。

書き出すと欲求ばかりあふれるからこの辺にしておこ。とりあえず、これが私の現在の関心事であるヨ。

とにかく早い

 日々が過ぎるのが早すぎて、人生折り返した感っていうのはあれね、人生の往路はきっと上り坂で、復路は下り坂なんだろうね、と思ったり思わなかったりする。知らんけど。

3月生まれのQは、先日8歳になった。平均的な8歳より幼く見えるけど、中身は案外考えている。物事に対してちょっと真面目過ぎるというか、たとえば学校の掃除の時間にさぼってる友達に心底怒りを感じてガチで注意するタイプなのが少し気になっている。1年生、2年生と担任だった先生が同じタイプだったこともあり、この先生にはとても気に入ってもらっていたのだが、うーん来年はどうかな~。真面目なのは悪いことではないんだけど、親としては、もう少し遊びがあってもいいと思うぞ。

この春6年生になるPのほうは、さすがに3月になって、少しだけ受験生っぽくなってきた、のかな?本人も「これが人生の最初の大きな岐路なんだなと思う」的なことを言っちゃって、一年後、受験の結果によってその後の人生がちょっとずつ変わるっていうことはぼんやりとイメージできてる様子。

だからといって勉強は全然やっとらん。本人比ではすごくやっているけれど、せいぜい1日1時間とか2時間とかだし、世の中そんなもんじゃないんでしょ。だのに、Pときたら「自分はどんな学校でも受かる」と思っている。もちろんネガティブになるよりは、ポジティブなほうが何事もスムーズだと思うが…。小さいころから地頭がそれなりに良い自覚があるみたいで、そこにちょっと自信を持ちすぎというか、たぶん自分より明らかに勉強しているのに成績が振るわない子とかを内心バカにしている。このままでは、ウサギとカメのウサギコースである。なんとかしなきゃ。

ただ、算数が好きなのは救いで、「今日塾でやった問題くっそ難しかった!」などとちょう嬉しそうに興奮気味で言うあたり、いいなあ。勉強が楽しいのは何より。(ただし社会科が壊滅的にだめ。ここは完全に私に似てしまった)

そんな感じの春休みを過ごしつつ、今月は仕事も大忙しで、どうした、という感じ。もともと3月って結構忙しい季節なのだが、それにしたって。でも、おかげさまでセラピールーム開設からずっと毎月赤字だったのが、ようやく少しだけど黒字に転じた。まあ、プラマイゼロではないけれど、プラマイ1ぐらい?みたいな黒字だけどな。これから、これから!

更年期じゃなかった(かもしれない)

こないだ、あまりに具合悪いので婦人科行って「更年期のせいだと思うんですけどー」って色々相談してきたら、直前の生理いつだったか聞かれて、その前は、その前は、その前は。。。と5回分くらいさかのぼって、「排卵がちゃんと起こっているかはまた別の話ですけど、あなた、これだけ正確な周期でちゃんと生理来てるってことは、まだまだ閉経は遠いですよ」と呆れたように言われ絶望したね。この具合悪いのも生理さえ終われば、、、という想いでやり過ごしてきたからな。じゃあ具合悪いのは何なのか、それにこたえてくれる人はいまだ現れない。

ここ数年、肉を食べるのがしんどくなった。鶏はだいじょうぶ。でも肉食べると消化できなくて夜眠れないし次の日を丸一日くらいだめにする。特に牛肉やばい。

まあそれでも肉はね、他にも美味しいものはあるから、別にいいのよ。と思ってたら、実は同じような調子でアルコールもダメになりつつあるのを体感している。ビール1缶とか、ワイン1杯とか、そんくらいなら別に酔いもしないのだが、それ以上飲むと夜眠れなくなるし、頭痛いし(翌日とかでなく、もう飲んでいる最中から)、なんなんこれー!!どうしちゃったん私。

更年期じゃなくてただの老化というか…体質が変わるってこういうことなのか…わからんけどどうしようこれ。一時的な現象だったら良いのですけど。人生の楽しみがごっそりなくなっていく。。。

お元気ですか

医療機関で働く知り合いから、最近、脳梗塞で運ばれてくる人が明らかに増えてるって聞いて」という話を聞いた。ちょうど爆笑問題の田中さんが入院してなんちゃらという騒動の近辺だったもので、すごく印象に残っている。同時に「産婦人科のナースの知り合いもいるんだけど、その子が、最近流産もすごく増えていて、月に3~4件だったのが週に3~4件になって、精神的にきついってこぼしてて」なんて話もしていた。

増えてる、というのは、何なんだろう。

脳梗塞つったらやはり生活習慣によるところが多いけれど、やはりコロナ禍で運動不足だったりするせいなのだろうか。流産はコロナ禍のストレスによるものなのだろうか。

って、すぐコロナに結び付けたがってしまう昨今のわたくしたちではございますが。生活習慣病ちゅうのは長年かけて蓄積していく結果なのだから1年やそこらでどうこうなったりしないんじゃないか。コロナ禍のストレスってのも、少なくとも流産の手前の妊娠までできている健康な体があり、ちゃんと愛し合える相手がいる、そういう環境の中にいるということ(この場合は流産で落胆する人たちをたくさん見るのがつらいという話なので、つまり望んでの妊娠だったわけだから、望まない妊娠ではないと仮定する)。いや、コロナによっていろんな我慢は強いられているよ、いるけどさ。そうじゃない、もっと違うところに原因があるような気がするよね。知らんけど。

そんな原因を追究する気はないけど、良い齢になってきたのは確かで、いつ何が起こるかわからないと思いながら生きていくしかない。会いたい人と、会っておかなければと思う。けれど、それこそコロナ禍で会えない。オンラインではどうにもこうにもね。

は~どうしたものかね~。

中学受験まであと1年

子供をSAPIXに行かせるために家を売ったブログが話題になってるってんで、読んだ。まあ、常軌は逸してると思う。

でもうちも塾代が家計を圧迫してるわー。今のところ赤字ではないけどさ。貯金も普通にしているし、大きな我慢はしてないしさ(外食は減ったけどそれはコロナのせい)。生活で変わったことといえば、業務スーパーを頻繁に利用するようになったぐらい(今やむしろ業スー大好きおばさん)。

うちの学区の公立中はまあ昔からえらい評判が悪く、今はかなり区が努力しているのが分かるし、良くなったともいわれるし、傍から見てる分には全然いい子ばっかりじゃんと思うけど、やっぱり名前だけでもうダメという人も多いくらい悪い。さらにいえば30分以内の通学時間でも行ける私立、都立、国立の良い学校がわんさかある環境でもあるから(なのに人気の出ない豊島区)半分くらいは中受で他へ行ってしまう。そんな環境もあって、Pは自分から「偏差値」なんて言葉を覚えてきて、自然と中学は受験するもんだと考えるようになっていった。(とはいえ尻を叩かなきゃ勉強はしない…)

私は正直、行きたい学校があるなら応援するし、学歴とかよりも中学高校という素晴らしい青春の時間を本人に合った良い友達と心底楽しく過ごしてほしいという気持ちはあるのだが、二月の勝者とか、面白いけど完全にフィクションの世界だと思ってたわ。でも実際、子供の受験に目の色変えて必死になってる親を身近にもチラホラ見かけるようにはなってきてるんだよな~。

Pは実質5年生から塾に行き始めたものの、集団塾では4年生から受験対策やってる子たちに全然ついていけないことがわかったし、コロナでろくに授業にならないのもあったので、夏休みから個別指導の塾に行く決意をしたわけだが、当たり前だけど個別は月謝が高い。個別の中ではそこそこ良心的な金額設定の塾だけど、ぶっちゃけSAPIX行くより高いのではないか。でも低学年から塾に投資してきた人たちを思えば、実質1年半の短期集中ならトントンかな。なにしろ、個別指導塾に入れてから面白いように成績が上がったし、本人が勉強って楽しいねと言うようになってきたので、コスパは相当高いんじゃないかと。

この変化から、Pに合うのがどういう学校なのかもわかってきた。コロナの中、学校見学もろくにできないけれど、ようやく志望校を絞れてきた。あと1年。Pにはどんな試練と成長が待っているのか。そして、親はどれほどの金を投資するのか…。恐ろしい世の中じゃよ。

そして老害へ

齢をとると人間ってどんどん厄介になる。というのは、自分の行動の変化を顧みても思うし、周囲の同年代の友人知人に、「あれ、この人ってこんな人だったっけ?」ってなることが、なんだか最近多い。

私はこれまで割とどんなことに対しても臨機応変に、悪く言えばなんの拘りもなく、ノリと流れで生きてきた感が強いのだけれど、最近は「なんぼなんでもそこは黙ってニコニコ対応できないよ」と思うことが増えている。他者の考えを受け入れられないというか。

これは今日たまたまそういうことがあった、とかではなく(いや、あったよ。あったけど、たまたまではない)、ここ1~2年で明らかにそういうことが増えているのだ。

なんだろこれ、やっぱり齢のせいなんかな。

若い時に同じようなことがあった場合、たぶん私は我慢をしてニコニコ言うこと聞いていたわけではなく、むしろ不快にさえ思ってもいない(自分の不快に気付いていないのか、そもそも不快でなかったのかはよくわからん)みたいな状態で、言うたら文字通り「何も考えていなかった」のだと思う。
齢をとることで人の経験値は上がるというのは確かで、それは財産だとも思う。だけど、知識や経験を踏まえて、考えて行動するようになるほど、不快なことって増えるんだな。不快っていうか、経験上それは間違いだということが分かるようになるから、NG事項が増えていく。そして、もう若くないからこそやり直しがきかないというか、やり直す手間とか時間とかが勿体なくて、「間違えたって別にいいじゃん」とは思えない。その結果どんどん保守的な頭になって、どんどん腰が重くなってるんだろうな。

なるほど、老害はこれを積み重ねていくことで完成するんだな~とか、他人事のように言ってみる。人生とはなんて厄介なのかしら。