ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

旅のまとめは後でするとして、帰省まとめ。
Pの成長が大きく感じられた今回の義実家への帰省だった。まず初日、義実家に着いたときから「ただいま」と言えたのに驚き。今回の帰省中、親戚などの家を何軒か訪問したけど、そのときは言わなかったから、ちゃんと「ここは帰るところ」という認識が既にできているのだなと驚いた。ちなみに親戚の家から帰るときに「また来てね」と言われると「また来るからね」と答えたりもする(時々、おうむ返しで「また来てね」と言ってしまうが)。
旅先では、「一緒に○○する」という言葉をとても頻繁に使っていた。どうやら公共の場所、みんなで使うものみたいなことも、ちゃんと理解している模様。これにもびっくり。そのほかにも、旅先で出会ういろんな人とちゃんとコミュニケーシヨンがとれているのを目の当たりにして、私はそのたびに感激していた。たぶん、言葉が増えていたことに気付かなかったわけではなく、日々どんどん新しく習得した言葉が増えている感じ。
それでいて、なんでもかんでもしゃべる訳じゃない。ある訪問先で出されたジュースやイチゴが酸っぱかった件について、その場ではなにも言わなかったのに、家に帰ってから「ジュースすっぱかったのよ」と言ったりして。そんな気遣いまでいつの間にか身に付けているとは!本当、教えなくても子どもって育っていくんだな…。
Pの気遣いで逆に胸が締め付けられたのは、旅の3日目(GW5日目)の朝に「おとーさんおしごと?おかーさんおしごと?」と聞かれたこと。べつに悲しそうに聞かれたわけではなく、「楽しいけど、こういう時間はそろそろ終わりでしょ?」みたいなドライな感じだったので、余計苦しいよ。(しかし、もしかしたら子ども同士の遊びをしばらくしてなかったから、保育園で遊びたくなったのかもという気もする。)これについてはまた追々いろんな考えを書きたい。
で、明日は東京に帰るので、それにあたって夜寝る前にピロートークでいろんなことを話した。今回の旅では何を見たっけ?何を食べたっけ?から始まり、「おじーちゃん、すき」「おびーちゃん(ひいじいちゃん)、すき」と、たくさんの好きを教えてくれた。おかーさん、おとーさんはもちろん、私のほうの実家のみんな(犬含む)の名前や、保育園の先生やおともだち、同じマンションのおともだち…いろーんなひとの名前がどんどん挙がってきた。人だけじゃなく、こいのぼりも、ありさんも、でんでんむしも、しんかんせんも、ちかてつも…とPの好きはどんどん広がっていって、本当に嬉しそうに言うので、聞いているこっちが幸せな気分になった。
わたし個人的にはいろいろ思うところはあるけど、何よりPが大好きな人ばかりに囲まれて楽しく過ごせたなら、今回の帰省は最高だと思う。次にここへ来るときは、またもっともっと成長してるんだろうな。