ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

反省文

夫はいつも仕事終わりに「今から帰る」と電話してくるのだが、今日はその電話で「風邪ひいた、かなり具合悪い…」とのこと。
家ではちょうどPが「おちゃちょーだい」と言い出したところだったし、私も風邪もらってはならん体なので、エキナセアとかローズヒップとか風邪(予防)に良さそうなハーブティーを淹れて(Pのは水で3倍くらいに薄めたけど)、「お父さん、具合悪いんだってさ」「ねつでちゃったの?」とか言いながら(Pは具合悪いといえばイコール熱を出すことだと思ってる)、二人でお茶を飲んだ。
で、多めに淹れたので夫のマグカップにも注いで、帰ったらすぐ飲めるよう蓋しておいた。Pに「風邪早く治るように、お父さんにも飲んでもらおうね」とかなんとか言いながら。
ほどなく夫が帰宅。するとPは踏み台を持ってきて、まだ熱いお茶が入っている夫のマグカップを触ろうとして、でも熱いのですぐに手を離したところ、上に乗せていたガラス製の蓋が落ちた。割れなかったけど結構派手な音がして。
音にビックリしたこともあり、思わず「熱いものがあるんだから、いじったらダメでしょ」と叱ってしまった。
でも次の瞬間、すぐに気がついた。ああそうか、Pは「おとうさんにはやくおちゃをのんでもらおう」と思って、持っていこうとしたのだと。
もちろん気がついてすぐにそれを伝えて謝ったし、父親への気遣いを褒めたけど。本人も全然気にする様子ではなかったし(実際、思っていたより熱くて自分には無理だと分かったのだろう)、その後もいじけたりせず普通だったけど。
でも、Pの優しいきもちを酌む前に叱ってしまった…という事実が自分的に痛い。うおおおおやっちまったーorzという感じ。
小さな事件といえばそれまでかもしれない。でも、私自身も割と先回りでよかれと思って勝手なことしてカラ回るタイプの子だったので(カラ回りを重ねた結果、逆に気の利かない人間になったよ)、Pの気持ちがすごく解るし。私のそういうところが似たのであれば、きっと今後もこういうケースは出てくるだろう。反抗期に私がこういう対応をしたら、一気にヒネた子になっちゃうだろう(私のように)。それはいかん。
だから忘れないよう、反省文を書いた。単純ないたずらなのか、善意から来る行動なのか、瞬時に見極めること。