ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

第6回 文学フリマ

っつうか今これ書き始めた時点(11月12日8:40am)で昨日の夕方に文フリ会場から送ったばかりの在庫が家に届いた。早えー!

というわけで行ってきましたやってきました。出店者10:00から設営開始なのに家出たのが10:20ぐらいってひどすぎる。今回、実は申込時にも事務局さんに大変迷惑をかけてしまったので、ちゃんとしなければと思っていたのだが……来年は春の文学フリマも開催されるそうで、もちろん出店したいと考えているのだが、次回から抽選漏れしたら私の日頃の行ないが悪かったせいです。本当ごめんなさい。

ともあれ10:55ごろ会場入り。まあどうせ朝から行列作ってるお客さんらは私たちのブースなど目もくれない人種の方々だと分かっているので、とりあえず売り物を出すだけ出して、30分ほどかけてゆっくり調える。文章力向上委員会のブースは事務局の裏手なので、さぞかし騒々しいだろうよと思っていたのですが、思ったより閑静なストリートだったので落ち着いてことを運ぶことができました。隣近所は個人出店の人が多かったのかな。

開場から文章力向上委員会の面々はぼちぼち集まってくれていましたが、基本的に私が店番しておりました。戦果としては、ほぼ例年通り。「十二ヶ月」vol.4が20部、「十二ヶ月」vol.3は9部、ついでに置かせていただいた「東京勿忘草子」が3部、興味を示してくれた人だけにそれ無料配布なんでどうぞーと渡したコピ本「生きているから旨いんだ」が15部すべて、あとはなんか見本誌が20部くらい、なにかしら誰かしらの手に渡ってゆきました。立ち止まってくださった人、興味を示してくださった人、話しかけてくださった人、買ってくださった人、毎年買ってくださってる人、差し入れとか引越祝いとかお土産とか持ってきてくださった人、みんなみんなありがとうございました。

ほぼ店番してたので殆ど中を見てません(1周したけど)が、いつもお世話になっているながしろばんりさんの3冊と、ゲスト寄稿してくださった長谷川さんに渡した見本誌の代わりにいただいた公沁舎のバックナンバーと、いくつかの気になるフリーペーパーを手に入れました。毎年買ってる「銀座線」とか買えなかった(けど、どうせまた来年も会えるだろうという甘えが)。

しっかし、文学フリマ会場の空気って年々濃ゆくなっていっているような気がするなあ。いわゆるアキバ色っつうかそういうのが。場所移転して数年、それだけ街に定着したということなのかもしれんけど、私はオタク気質ではあるがオタクではないので、どうもあの雰囲気に馴染めん。もっと神田色だったら面白いなあ、と思う。

それでも毎年顔を合わせて、そんなに会話とかはしなくても「今年もいるね」みたいな空気を感じるサークルの人とかもいるので、参加すること自体は楽しみではある。願わくは、こういうガチ文学ばっかのサークルを集めたイベントが欲しいものだ。大学で、学祭の一環としてのイベントみたい感じでやってくれたりしたら、集客もそれなりにあって盛り上がりそうだと思うんだけど、一般参加を募るとなると難しいのかなあ。というようなことを考えた1日でした。

終了後は例によって、文章力向上委員会で打ち上げ。飲みしんぼう万歳。