ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

勝どき〜御成門

twodogs2006-05-09

仕事が少し早く終わったので、ちょっと歩くことに。歩く準備(靴、BGM、そして重要な地図!)がないので不安だったけど、まあ土地勘がないわけじゃないしなんとかなるべさーと、勝鬨橋からスタート。
築地あたりを歩いていて気付いたのだが、なぜか冬みたいな恰好をしている人がチラホラ見受けられる。ダウンジャケット着てたり、尻ポケットにカイロ入れてたり(それがはみ出てたり)。えー、ただいまの気温20℃ですよ? こちとら歩き始めてすぐに身体がポカポカしてきて、上着を脱ごうかと考えているというのに、なにこの体感温度差。
首を傾げつつ歩き進む。銀座あたりでは鳩をあやつるオッサンを見かけ、日比谷公園ではくたびれたオッサンが猫に癒しを求めているのを見かけ、微笑ましいやら怪しいやら。いよいよ私も上着を脱いで、さて軽装で歩きましょう、と思ったら、上着が逆に荷物になって重かったよ……。
日比谷公園を歩いていてふと思い出したコト。札幌で仕事がらみのおばちゃんが「東京には大通公園みたいな場所はないでしょ」と仰っていた。確かに札幌の大通公園みたいに四季を通じて地域の人にも観光客にも愛されてる公園はない。が、東京の公園って充実してるよなーと私は思う。東京にあまり馴染みがない人って、東京=コンクリートジャングルとか、建物ぎゅうぎゅう詰めで汚くて人の住むようなところじゃないみたいなイメージを持ってるのかなあ。あのおばちゃんが特にそうだったというだけかもしれないけど。
日比谷公園を出たら霞ヶ関。そこで散歩する柴わんこを発見。尻尾の巻きがすばらしい。っていうか都心で和犬の散歩ってあまり見ない気がするので(これも偏見か?)、柴好きとしては嬉しい。
虎ノ門でようやく地図を発見。それを見て、この調子なら渋谷まで歩けるかも、と大いなる勘違いをかましてみたものの、現実問題、あまり散歩に向かない靴は私のかかとに靴擦れをもたらし、ストッキングに穴を空けてしまっていた。お昼食べてないからお腹も空いたし、なんかワキアセがすごい気になってきたし、さてどうしよう。
結論→神の導くままに! と、地図を見たにもかかわらず適当に道を曲がって歩き進めてみたら、辿り着いたのは御成門駅。むー、ここで地下鉄に乗れば、最寄り駅じゃないけど家まで歩けるところまで乗り換えナシで帰れる……ここを逃すと、どこで駅に出会えるか解らない……時計を見たら、勝鬨橋を出発してちょうど一時間。散歩するときは最低一時間以上と決めているのだが、ノルマも達成してしまったようだ。うん、帰ろう。
というわけで散歩は突然の打ち切り。さっき歩いたハズの日比谷あたりを通って帰る切なさよ。