ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

水道橋〜神谷町

twodogs2007-11-15

17時に水道橋でバイトが終わって、19時から恵比寿でライブ。この時間に新宿で電車乗り換えるのもウゼーし、今すぐ電車乗っても時間あまる。お茶してもいいんだけど、2時間あるなら日比谷線に乗れるところまで歩くか〜と思い、散歩開始。脚ケガしてるのに、やる気満ちすぎ。おかしいよね……。
今日は散歩の予定もなく地図を持ってなかったので、まずは水道橋駅を超えてすぐの旭屋書店で地図を確認。頑張れば恵比寿まで歩くのも可能だと気がつくも、四谷から青山あたりで間違いなく迷子になりそうなので、地図を持っていなかったことを後悔しつつ、遠回りになるが日比谷を目指すことに。
しかし水道橋〜神保町っつうのは、必要以上に安くてうまそうな店だらけだなあ。軽く飢えている状態だったので、ひもじい気持ちになるがぐっと堪えていると、すぐに靖国通りを超え、オフィス街に突入。食べものの誘惑も少なくなったので助かった。
多少なんか思い出を噛みしめつつさらに南下すると、内堀通りにぶつかる。この南は皇居なので、真っ直ぐ進む道がない。自分はこれから西に行く予定なのに、日比谷に出るなら東側に出なければならない。なんだか非合理的で苛々しながら東へ。
お堀沿いを歩いていると、なぜか農家の香りが漂ってくる。東京のどまんなかなのに、なぜだ。また、もともとジョギングしている人の多いエリアというのは百も承知だが、時間帯のせいか、もしかして今マラソン大会でもやってるんですか? と思うほどの数にちょっとゲンナリ
しかし挫けずに南下を続けると、やがて東京タワーが見え始めた。向こうに見える夜景や、三日月と上弦の間ぐらいのお月様がお濠に映り、とてもきれい(写真はそのときのもの。カメラが携帯しかないのが残念)。折しも私のネットワークウォークマンさんからは岡村ちゃんの「はっきりもっと勇敢になって」が流れ始め、必要以上にドラマチックに見える。(歌詞こんなですよ?)なんつうか、まるで好きなひとに会うために衝動的に走り出すトレンディドラマの主人公にでもなった気分。としか言いようがありません。
とか言ってる間に、日比谷あたり。ここで地下鉄に乗る予定だったのだが、まだ全然時間もある上に、脚の調子も思ったよりいける感じで、余裕で歩けそう。気分的には、六本木ぐらいまではいけるんじゃないか、と思ったけど、さすがにそれは気のせいだと考え直し、新橋で仕事中の夫(一緒にライブ行く)に「近くまで来てるんだけど」とメール。結局、神谷町で待ち合わせするという結論に落ち着いた。
虎ノ門あたりで内堀通りからR1へ。こないだ辞めたばっかの職場近くだし、ちょうど仕事終わる時間帯なので、誰かに会ったらメンドクセーなと思ってドキドキ。まあ誰にも会わずに済んだけど、「ここで働いてるうちに、このへんもっと開拓したかったなー」と思う店とたくさん再会し、残念な気分になる。まあそんなんで、つつがなく神谷町に到着。1時間20分ほどのお散歩でした。