ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

はっきりと申せば、自費出版の話。84000円で3冊作れるから、試しに一度本にしてみたらどうかという話を持ちかけられたのでした。
でも、活字になった経験がないわけでもなく、また若い頃さんざん活字について学ばされた私には今さら「一度本にしてみると良い経験になるかも」という感覚もないし、3冊って言われてもどうハンドルしていいのかわからないっしょ。正直、小説なんてものを書くのは読まれてナンボだと思うからであって、自分だけのお・も・い・で★的な一冊は要らんべや。
と、一旦は断ったものの、増刷もできるよと言われ、あらそうなの的に話が少し進んでしまったのだが、増刷は1冊2000〜3000円て。ええ高すぎると驚愕し、普通そんなに出して買いますかね、というかんじで先週末から悩んでました。
それでも84000円で3冊ていうのは手を出しやすいし、これで作ると増刷してもトータルで見れば他の自費出版よりは安いわけだし、100部は売れないかもしれないけど20部くらい作るのなら逆に適しているかもーと考えたりしたんですが、やっぱやめ。やめたやめた。あーやめたよ。2000円でも買ってくれると言った人もいた(ありがたい)けれど、それでも。
どうせ作るならもっと沢山のひとに読んで欲しいし、もっと読んで欲しいと思えるものを自分で選んで考えて作りたい。という結論。