ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

いろいろ。

髪型をカーリーヘア(今どきあんまりする人いない)にしたので、いろんな人からいろんな反応をもらった、と思っていたけど、だいたいの人の反応は同じだった。
第1段階「誰だか解らなかったよー」「随分イメチェンしたねー」ほか、言葉もなく息を呑む等の驚きリアクション→第2段階「あっ、でも、似合うよ!」
というパターン。「でも」ってなに? 「誰だか解らなかったけど似合う」「イメチェンしたけど似合う」というのは意味合い的に繋がりが悪いので、たぶんその間に何らかの心の声が入るはずなんですけどね。なんで、まるでまずいものでも見てしまったかのように、必ずフォロー入れてるんですか、あなたがた……。

昨日、お札の中の人が変わるってんで、NHKでやってた「たけくらべ」の人形劇を観た*1のだが、それがとても良かった。昭和51年に放送したものの再放送だったけど、映像はキレイだし、カメラワークも素敵だったし、なんと言っても人形って奥が深い。うなぎ焼いてる人の動きとか、もうほんとうなぎ屋さんだったし(←そんなところばっか目がいく)。
わびさびについて、夫と少し語った。今の若い人には、行間を読めない人が増えているというような内容。情報過多な時代の弊害なのでしょう。ていうか、若い人たちも、いい歳こいて日がな一日ゲームに没頭しているような夫婦にそんなこと言われたくないだろうと思うわけですが。

いろいろと苛立つことの多い毎日で、景気と民度とかについて書こうと思ったんだけど、なに書いても他人の悪口にしかならない気がするのでやーめた。
かいつまんで言えば、私ももう三十路になるので、客単価が安すぎる店で飲んでも総合的に楽しくないということだ。

郵便局がなくなってしまうと大騒ぎしている車が通りかかったので、ふと、すっかり老人になって軽く幼児返りに入った五十年後くらいの自分が、「今日の郵便屋さんはまだかねえ」などと言って、「おばあちゃん、またそんな古い言葉つかって! 子供たちは郵便屋さんなんて言葉、知りませんよ! これだから昭和生まれは……」とか、若い人(嫁かなんか?)に言われている場面を、ありありと想像してしまった。なんだか悲しかった。