ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

一回忌

父の死から一年が経った。この一年、自分自身の変化もあまりに大きかったし、初めて経験することが多かったというのもあり、すごく早かったような、気が遠くなるほど長かったような、変な気分。
父が亡くなった直後よりも、なぜか今のほうが、「父がもう居ない」という実感が希薄になっているのも不思議。実家が引っ越してしまったこともあるけれど、引っ越す前の実家に行けば父がしれっといるのではないかと思ったりもする。現実が飲み込めてないのかな、と思ったりもするけれど、きっと父が近くで見守ってくれているからなのだろうと思いこむことにする。
多くの親戚に会って、妊娠を報告した(新盆のときにはまだ腹も目立たないのをいいことに極力黙っていた)。なんというか、「おめでた」という言葉を使われると、必要以上にむず痒いというか、法事の席ってこともあって違和感が拭えないというか、もう「妊娠」でいいじゃんーと思った。
4月に生まれた姪が、結構でかくなって歯も2本生えていた。まだ生まれてすらいない腹の子が、この子と同学年になるというのが信じられん。