ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

#18

基本的には変わらず元気。4月には階段上って二階の寝室に行くことができなかったけど、今は大変そうながら階段の上り下りもできている様子。夜も以前と比べるとずいぶん眠れるようになっているみたいで、早朝(3時台とか)に目が覚めたら一人で散歩などに行って、帰って朝食の時間までまた少し寝るなど、本人なりに工夫して睡眠を確保しているみたいだし。今日の散歩では、私たちを薬草湯に入れたいと山を分け入って蓬を摘んできてくれたらしい。良い湯でした。ありがとう。
通院も月に1回でよくなり、仕事には毎日行っている(ただし、先月は自分で電車に乗っていっていたものが、母が「心配だから」と車で送っている)。飲み会にも出てお酒も楽しむ程度に飲み、母が心配でついて行ったものの出張まで行ったとか。昨日のバイキングも、初めは弟が適当に食べ物を持ってくるのを座って待っていたけれど、二回目は自分から取りに行って、ちゃんと食べたいものを皿に乗せてきてた。
そんな様子を見ている限りでは、なんだかとても順調そう。だけど、先日高校時代の友人に会ったとき、君のブログ(ここのこと)を読む限りお父さんはもうそんなに長くないと思う、と限りなく専門に近い医師の立場から言われた。私は基本的に奇跡なんかそうそう起こらないと思ってるし、いつでもそうなることを覚悟はしているつもりだけれど、実感はなかなか湧かんね。とはいえ「もっと病人らしくしろ」と言うのもアレなので、身体が動く限り(たとえそれで消耗するとしても)なるべく普通の生活をさせたいと思う。まだある人生を、楽しんで欲しい。
来週、久々のMRIらしいので、どうなっているかだな。