ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

作中の死/筒井康隆

魚籃観音記」より。
新聞連載小説の登場人物に感情移入しすぎた読者が、その登場人物の死により衰弱し、死んでしまった話。コミカルに書かれてるけれど、考えさせられた。
基本的に小説の中で人が死ぬのを不快に思う人って結構いると思う。つーか、残された人の不幸を訴える作品って割と好きじゃない。手記なら良いんだけど。