ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

3歳なりたての頭のなか

最近おもろかったPのエピソードをいくつか。
1)クリスマスに買った絵本をとても気に入ってくれて、毎日寝る前に読み聞かせを求める。それは良いのだが、夫が選んだ本なのに「おかーさんが読まないとダメなの」と頑なに、おとーさんによる読み聞かせを拒否する。ややいじけ気味の夫、「お父さんが選んで買ってあげた本なのに…」とついポロッと言ってしまった。「え?だってこれはサンタさんが…」言いかけて固まったPの表情が実によかった。早くも真実に気がついてしまったか?(一応、お父さんが選んでサンタさんに「これにしてください」ってお願いしたんだよーということにしておいたけど)。
2)先日、仙台の義実家に帰省。夏以来だから、五ヶ月振りくらいか。とはいえPはじいちゃんの家も好きで、慣れた感じで寛いでいる。ところが「P、そろそろおしっこじゃない?」と聞くと、その質問を待っていたかのように「じーちゃんちってトイレある?」と聞いてきた。若干遠慮がちというか、聞いちゃまずいことを聞くみたいな感じで声を潜めている様子が面白かった。トイレトレーニングは春前から始めていたはずで、前に帰省したときもトイレは使った気がするんだけどな…。
3)Pと二人で出掛けた夫が、お土産にケーキを買ってきてくれた。私にというよりは、Pが食べたがって買わされた感。で、私はケーキを受け取ったもののそのまま冷蔵庫に入れて何か家事などをやっていたら、Pが夫に「ケーキたべたいよー」と言い出した。夫が「じゃあ、おかーさんのところへ行って、どんなにケーキが食べたいかアピールするんだ!」と煽ると、私のところにきたPが言った。「おかーさん!おかーさんはどんなケーキが食べたいか?」似てるけど意味が全然違うわ。残念!(まあ、結局ケーキは出してあげたけど。)
4)先日の誕生日には、かねてから気になっていたどうぶつしょうぎをプレゼントした。元々は夫が将棋好きで(見るだけ)、毎週将棋のテレビを一緒に見てるし、時々盤と駒を出して遊ばせてもらってたので、将棋には興味津々でドハマリのP。ところがなぜか、どうぶつしょうぎを「おとなのしょうぎ」と呼んでいる。思うに、Pにとってはルールに従って駒を動かすどうぶつしょうぎのほうが、ただ駒をパッチンして遊ばせてもらっていた将棋セットよりも、ずっと大人向けだと感じるのではないか。まあ実際どうぶつしょうぎ、将棋のわからない大人の私にも面白かったりして侮れない。ハマるわ〜
ほかにも書きたかったこといくつかあるけど、ま今日はこんなところで。ひとつ言えるのは、こうしてフツーに会話が成り立つようになったからこそ、子育ての面白さが増している気がするということ。だんだん、人間同士の付き合いができるようになってくのが楽しい。