ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

「なぜなに」が始まった

Pは、イヤイヤ期がだいぶ終わったーと思ったら、こんどは私の言葉尻をいちいち拾って「○○はなに?」と言うようになった。「どうして○○するの?」とかも。まだ、答えに困るような難しいなぜなには出てきていないのだが、今後しばらくは私も歩く子ども用辞書として、正確な情報を提供せねばならないプレッシャー…。
それにしても、今までふつうに理解してると思っていた言葉や行動が、意外と理解してたわけでもなかったらしいと気づかされ、「えっ、ふつうに会話してたじゃん!」とびっくりすること多々あり。
たとえばPは夫の枕に顔を埋めるのが好きなのだが、今までにも何度となく「Pはおとうさんの枕が好きだねー」と言っていたのに、突然「まくらはなに?」だと。「Pの顔の下にあるそれのことだよ」と指さして言うと、いったん納得した後に「わたし(=私、つまりおかあさん)のは?」ときたもんだ。「これも同じ、枕だよ」と答えて、ようやく枕というものが寝るときに頭の下に置いとくものと理解する、みたいな感じ。(超余談だけど、最近ごく稀にだがPの口から『ぼく』という一人称が出てくるようになり、これまた成長を感じる!)
そうかと思えば、先日はテレビに雪景色が表示され、「雪だよ、きれいだね〜」なんて言って見せたら、唐突に雪だるまの作り方を事細かに説明しだしてこれまたびっくり。一年近く前に覚えた雪だるまの作り方を未だにちゃんと覚えているのもすごいし、当時はまだほとんど宇宙語だったPが、雪だるまの作り方を言語化して覚えていたのがまた驚き。
なんにせよ、羨ましさしか感じないほどの吸収力で、いろんな物事を理解しているんだなあと、しみじみ。