ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

幼稚園検討その後

遠いけどバス通園のほうの幼稚園に決めた。もう決めた。
と言っても、私の心が固まっただけで、はたして願書を無事提出できるか、面接で断られないか、まだまだ不安はある。でも結局、そこしか願書もらってないし、行くしかないのだよ。もしダメだったら保育園に入れるよう頑張りましょう。
決めるに至った背景としては、遠いと思っていたその園に何度か足を運び、自分なりに行きやすいルートも見つけたし、一度歩いて帰宅してみたら、意外と妊婦でもふつうに歩けたから。これ決定打。単純だけど、園バスが使えないケースの交通手段だけが引っ掛かってたわけだから、順当なところ。
遠さ以外では、それ以前からほぼ気持ちが決まっていたので、それについても書いておこう。
Pを保育園に入れる前にもいくつかの保育園を見学したけれど、今回見学した幼稚園と比べて(今にして思えば)保育園っ子たちのほうが概ね元気だったしなおかつ礼儀正しかった。別に幼稚園ディスるつもりはなく、目的も親の方針も違うんだから仕方ないことだ。私の中で、幼稚園っ子は社会性が未成熟で、保育園っ子はとても社会的という印象になった(意外だったけど)。
で、見学に行った中で真っ先に却下した園は、まだ社会性のない子たちを「そのままでいい」と優しく受け入れる園だった。もしPに保育園経験がなく、これまで私とベッタリだったなら、こちらを選んだだろう。でも、Pはある程度社会性を身に付けてしまっている。あの何でもOKなカオスの中に飛び込んだら、本人がイライラするだろうことは容易に想像できた。
最終的に「ここにしよう」と思ったところは、唯一、社会性を重んじる幼稚園だった。実際そこの園だけが、園児が見学者の私たちにもきちんと挨拶してくれたし。しかも、子どもの意志を無視して押し付けるのではなく、自然と社会のルールを身に付けたくなるよう仕向ける方針とのことだった(大規模園だから可能なことなのかも)。ここなら、二年間保育園で育ったPが、保育園で培ってきた社会性やいろんな学びをリセットする必要がなく、続きから成長できるのではと思った。それが一番正直なところ。でもこれも押し付けかもしれん。Pは一度全部ぶっ壊して新しい自分になりたいかもしれないし。
最後まで迷ってたもうひとつの園は、その辺が「NGまでは行かないが実にビミョー」といった雰囲気だった。それでも願書くらいはもらいにいこうと思ってたけど、倍率でいうとこっちのほうが入るのが難しく、どうせ願書提出日は(ここらはみんな11/1で統一されているので)行けないだろうからと、はなからやめておいた。
そんな色々も含めて、ご縁というわけよ。希望の園にはいれますように。