ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

今回は「並行」の「植生的」アレンジ。「並行」アレンジには、なるべく自然な感じを出す「植生的」と、思いっきり人工的にしてしまう「装飾的」があるのだそうで。そもそも植物にとっては、まっすぐ上に伸びるのが最も自然な形というのが前提にあるらしい。けど、実際にはいろんな事情があって、そう真っ直ぐには育っていないから難しい。

最低でも根元から10cmほどは並行になるようにしながら、奥行きや高さのばらつきでもって自然を表現する、ということで。さすがに春から何度もやってきて覚えたけど、自然を表現するときの黄金比率というものがあって、このアレンジでもそれがポイントになってくるようだ。その割り方を(改めて)詳しく教わったり。
結構フリージアが微妙な曲がりっぷりで、使い方難しかったのもあり、上手く仕上がったかと言えばノーだ(持って帰ってくる間にちょっと崩れた気もする)。でも、黄色いフリージアに白い千日紅、そしてマトリカリアが白に黄色だから、シンプルな色使いで、でかいアレンジの割にすっきりと可愛らしく収まった感はある。挿し色がほしいかなと言う気もするけれど。まあこれはこれで、家に飾ってもうるさくない感じで、意外と悪くないかなと。
並行は装飾的のほうが楽しそう。難しそうでもあるけれど。