ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

隣に建設中のマンションが、この不況に驚くほど売れてるらしく、何度かテレビでも取り上げられているのを見たりしたので、以前からどんなもんかと気になっていたのだが。完売してようやく、近隣の皆さんもどうぞマンションギャラリーを見学してくださいねーという案内があったので、行ってみた。
最初にシアタールームに連れて行かれ、このマンションのロケーションがいかに素晴らしいかというムービーを見せられる。立地条件に関しては隣のマンションでもほぼ同じなので、つまりは私たちの暮らしが超おしゃれでかっこよいかのように持ち上げられてて、失笑してしもた。まあどこへ行くにも便利なのは確かで、だからこそ私たちも今のところを買ったのだけど、肝心の最寄り駅周辺には気の利いたカフェの一軒もないんだぜ…(安くて汚いおっさん飲み屋はいっぱいあるよ!)。まあ私は気に入ってる街だからいいけど、あれを見て引っ越してくる方たちにはどうなんだろ。
さて次もまた別のシアタールームに連れられて、今度は共用施設の説明。子どもが遊ぶ場所も、勉強する場所も、ちょっとお茶する場所も、お客様に泊まってもらう場所も、全部共用部分にある。これは、どれもとても素晴らしいうらやましい。一戸一戸の専有面積は大きくないけど、共用部分がこれだけ充実してるのならアリだよなー。うちのマンションも、新しくスペースを作るのは無理でもカーシェアリングくらい導入しないかしら。ただ、これだけ整った設備に対して管理費どんだけ払うのかしらと考えると、やはり住むのは大変かも。
さてビデオだけでも腹いっぱいになりつつあったが、ここでようやくモデルルーム見学。
うん、まあモデルルームって本当に夢広がるよね。インテリアコーディネーターさんが完璧に美しく作り上げた世界だもんね。私たちが住んでいるところと限りなく似たような間取りで、なんならちょっと面積としては小さいくらいの3LDKが、えらい広々してるんだよなー。きっと、実際に住んだらもっと物はたくさん置かれるだろうし生活感も滲み出てくるんだろうけど、それにしたって今の我が家は赤子がいることを差し引いてもあまりに生活感丸出しで、どうにかならんものか。久々に、インテリア雑誌でも見て研究したい気分。
まあでも総じて言えば、今の家にそんなに不満はないなと改めて気づいた次第。住まいかたは課題だらけだが、子どもの成長とともに変化を受け入れつつ整えよう(何年計画?)。