ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

ヘンテナツアー/GO!GO!7188

うわああああああ切迫流産で自宅安静中なのにライブ行くとか完全に非常識な親でごめんなさい。実は今回のライブ、本当は5月31日に行われるはずだったもので。チケットを取ったのが2月くらい(ツアー始まるときの先行だと思う)で、当然そのときは妊娠のにの字もない段階。ようやく5月になりもうすぐライブだなーと思っていた頃、妊娠発覚。ちょうどつわりも出てきて、こんなんでライブ行けるのかしらと思っていたら、ノマさんが網膜剥離でツアー延期という報。やがて夏になり、振り替え公演の日程が出てきたときは「やった、8月31日なら安定期入ってる!」と喜んで、もう絶対行くつもりで張り切っていたのに、直前に自分が入院&当日の天候は台風って……。もう、行くなってことなの? と言いたくもなる……けど行くのだ。
いやもう言い訳にしかならないんだけど、行くかどうかはすごい迷いましたよ。とりあえず自分の病状は理解しているので、ライブに行ったぐらいでどうこうなるものでもないとは思うけど、もし行くことで何かあったら悔やんでも悔やみきれない。でも今回は指定席を取れたので座って見られることが大きい(年内に他にもいくつか行きたいライブがあるものの、だいたいオールスタンディングなので周囲に迷惑をかけないためにも諦めざるを得ない)。というわけで、当日の体調次第で無理しないこと、インフルが気になるのでマスクなど万全な対策で行くこと、そして腹が少しでも張ったら無理せずすぐに帰ることを自分に言い聞かせて、とにかく行ってきました。
というわけで前置き長くなりましたが、ツアーファイナル、於・JCB HALL
下手側第2バルコニーの最後列で、周囲も「アリーナの人たちは元気よのう」と見下ろす感じのまったりムードだったので、妊婦としては助かった。そしてまったりムードながら、もちろんみんな熱くて、しょっぱなからいい雰囲気だった。そして妊娠すると感情の触れ幅が大きくなるというが、なんか1曲目始まってからいきなり涙が溢れてきてびっくりした。新アルバムの曲中心のセットリストだったけれど、ライブ向きって感じの曲が多かったんだなあと改めて思った。特に一番聴きたかった「ふたしかたしか」、とにかく長いアウトロと奇妙なPVばかり印象に残っていたけれど、最近になってすげえいい曲じゃんって気付いたので、期待してたけど、とても良かった。あの長いアウトロは淡々とやるのだろうかと思っていたら、思いのほか熱くてかっこよくてしびれた。
しかしなんせ爆音バンド。一応、爆音ライブは胎児にさほど影響ないらしい、と調べて行ったものの不安なので、ずっと腹に両手をあてて少しでも壁を作るようにしてみた(無駄な努力)。でもPは「自分とは関係のないこと」と言うように、別に暴れることもなく心配すぎるほど静かになるでもなく、たまに蹴ってみたりしながら普通に過ごしていた様子。アンケートに「良い胎教になりました」と書いて出てきた。
ライブ終了後は、水道橋で夫と辛いカレーを食べながら「ユウちゃんは音楽の才能に恵まれて本当によかったね」と親戚のおじちゃんとおばちゃんのように語り合った。
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