ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

実践 小説の作法4

また遅くなってしまい申し訳ございませn(7/24記す)。最終回でございます。最終回なので、先生のお話も駆け足気味、私のノートも書き殴り気味ですが、振り返らせて頂きます。
今回のお話は、まず推敲がいかに重要かということ。(推敲という言葉の由来は、中学か高校の時なんかで聞きかじったナー。)たった一文字のために延々と悩むことをしなければ、だめだ。ということだった。でも、直しすぎてもうわけわからないことになることもあるよな……と思いながら聞いた。そんな私は、推敲の能力がまだまだなのだろう。ちなみに、この日記の1行目文末の変換ミスはわざとであり、見落としではありませんよ!
そして、小説は1本書いたらそれで終わりではない、というお話。コレを書きたいというテーマがしっかりと決まっている人は、同じ物語を、主人公(というか書く目線の角度)を変えたり、舞台を変えたりして、何度も書くことができる、という。先生のおっしゃることは一貫して「とにかく作品を完成させること」「とにかくたくさん書くこと」であるので、そのためにはこういう量産体制も必要なのだそうだ。でも実際に作家になってからこれをやってたら、「この人、あの手この手を尽くしてるけど、結局同じこと書いてるじゃん」などと言われるよなー。上達までの道のりではアリということだろうか。
そして最後に、私が一番期待していた文学賞の詳細の話……だったのだが、全然物足りなかったー!
先週、ちよだ文学賞の宣伝のときには「この顔ぶれ(審査員の)なら恋愛小説を出しておけば間違いない」とはっきり言っていたので、そういうノリのことを聞けるかなと思ってたのに、結論としては、文学畑の新人賞は5つしかない、それ以外はすべてエンタメというだけの話だった。先生は「素人は、どの賞がどんな内容か知らずに適当なところに応募するから引っかからない」とおっしゃっていたが、十年前ならともかく、この情報溢れる時代にそんな人いる……? まあ、新人賞に傾向と対策なんてないとは思ってはおりますが、それでも何かこう、ないものか。
そんなわけで、最後が不完全燃焼でしたが全5回の講座、終了いたしました。総括としては、やはり目新しい話はなかったのだけれど、それでも周囲の人を見て「この場だけでもこんなに大勢の書きたがりさんがいるけれど、まだまだ氷山の一角なのだなあ」と思うことで、モチベーションはかなり上がった気がするので、良しとします。最後なのでノート全部リンクしておきますよっと。