ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

私の取材メモを見ていたオッサン(仮)が、ふと聞いてきた。
「『ギャル男』って、褒め言葉なの? 貶し言葉なの?」
「……」
ええとー。その取材のときに限って言えばネタ的にその言葉を使っていたというのが正解で、褒めてはいないがだからといって貶しているわけでもないのだが、そんなこと言えばまた「え、ネタ的ってどういうこと?」と来るに違いない。ので、
「えーと。そう言われたい人には褒め言葉になるんじゃないスか^^」
とりあえず笑顔でそんな感じに言うと、まだつっかかってくる。
「え、じゃあ『ギャル』って言葉もそういう感じなの?」
「あー、そうっスね。(おじさまたちの言う『ギャル』と違って)単に若いおねーちゃんを指す言葉じゃないっスよ」
そこへ、事務所に遊びに来ていたセクハラさん(仮)が口を出す。
「でも今の若い女の子はみんな可愛いよ」
「……?」
いや、まあね。今の若い女の子はみんな可愛いですよ、それは同意するけどさ……そんな話、今、してなかった気がするんだが……。
ああ、2009年も引き続き話の通じないおじさまたちと戦っていかねばならぬのだなあ、等と考えた仕事初めの日でありました。