ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

高校卒業15周年の同窓会に行ってきた。5年ごとに行われているイベント。多少の差はあれどもみんな等しく33歳に相応しい外見になっていて、ああホントにもう若くないんだなあ、などと思ったり(悪くはない意味で)。5年前は結婚したのしないのの話が多かったけれど、今回は子供がいるのいないのもうすぐ生まれるのという話が多かった。次回は子供のお受験の話でもするのかね。
私なんぞにわざわざ声をかけに来てくれる人もいてありがたい限りだが、中でも驚いたのは、高2のときほんの1ヶ月だけ付き合った男子(特に会話したこともなかったのに何を間違ったか告白してきて、私もカッコイイというだけの理由でOKしたものの、合う話題が皆無で「思ってたキャラと違う」的理由でフラれ、以降ずっと気まずくて互いに無視していた子)が向こうから話しかけてきたことだった。昨秋、会社のイベントに渡辺美里が来て、美里好きだった私を思い出して懐かしい気持ちになったんだそうだ。私も普段は彼のことなど思い出さないし、彼にとっても私は記憶の奥底の人なんだろうが、そうやってほんのちょっとした瞬間に私を思い出してニンマリしてくれる人がいるというのは、なんだかいい。これは歳をとってこそ味わえる楽しみかな、と思った。
さて、私にとって最大の問題は、こんな場に行って禁酒を守れるのかということだった。が、知ってる顔に声をかけたりかけられたり、いろいろ渡り歩いて飲食する暇もなかったので、問題なし。しかし烏龍茶3杯とコーヒー1杯で会費1万円払うっていうのは、いつも酒をがばがば飲んでいる私としては割に合わないよ!と思ってしまう悲しい性分…。どうせならと思い、帰りにテーブル装花をひとつ貰ってきたよ。

終了後、二次会はクラスで行くとか部活で行くとかみんなグダグダ。参加するつもりで途中までついていったものの、グダグダすぎてイラッときたので途中で一人フェードアウトした。誰にも挨拶せず帰るなんて寂しいやつだと思われそうだけど、シラフじゃなきゃこんなにスッパリ切り捨てられないので、私にとっては新鮮な気分さ。今回は、新たに携帯の番号を聞いたりすることも殆どなかった。必要ある友達とは、つながってるわけだし。そんなクールさは、シラフだからか、歳のなせるワザか?
まあ、楽しかったです。無事生き延びてたら、また5年後〜。
追記:ふと思い出したが10周年の同窓会のとき、すでにはてなダイアリ書いてたんだな。時の流れってやつは……