ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

白金高輪〜恵比寿

17時にバイト終わって20時からリキッドでライブを観る……3時間もあるので、いつもの私ならもっとがっつり歩いてみようと思うのだが、なにしろ連日連夜の暴飲暴食で夕方まで微妙に二日酔い、しかも睡眠不足で身体が重いという状況にある私には、無理であった。ので、水道橋から三田線白金高輪まで行って、ちょこっとだけ歩くことに。
白金高輪などというと私にはさっぱり縁のない街で、結婚してから(つまり5年以上)行ってない、ような気がする。ただでさえ慣れない街な上、すでに日が沈んでしまって、暗いから大通りを選んで歩くことにした。とはいっても、飲食店の夜営業には微妙に早い夕方5時台という時間だし、まだ「面白そう」な感じがしなかったのが残念。ていうか駅降りてすぐにゲゲゲの鬼太郎を無邪気な大声で歌っていた少年がいたせいで頭の中がずっとゲゲゲのゲで、このままでは私の中の白金という街の印象=ゲゲゲのゲ、になってしまいますよ。今度は昼間のいい時間にお茶でもゆっくり飲みに行きたい。。。
よくわからないが、とにかく駅からずっとバス通りっぽい道(たぶん都道305号)をひたすら歩いていく。と、外苑西通りとの交差点から途端に街の雰囲気が変わった。おお、どうやら住所表示が港区白金から渋谷区恵比寿に変わったようだ。うん、これが東京の面白いところだよなー。
しばらく道なりに、ゆるくも長い坂道を上って、恵比寿郵便局のあたりからちょっと脇道にそれて、恵比寿新橋商店街とやらを行く。そして見つけた、新橋湯という銭湯(これだけはチェックして行った)。二日酔いにはやっぱ風呂でしょ(というか、ライブ行く前に心身ともにサッパリしたかったのだ)。この銭湯、外観も結構なものだけれど、中はさらにいい感じの昭和レトロだった。早速、番台にいるおじいちゃんからお風呂セット(100円)を購入。

女湯は4人くらいのおばあちゃんが風呂上りで脱衣所にいただけで、中はわたくしの独占状態ですよ。フリーダム!!! 湯温もちょうどよく、とてもきもちよいお湯だったよ。それにしても、天井がなんかくすんだ感じの歌舞伎揚ちっくなカラーリング(例えがおかしい)なのが妙に印象に残った。
銭湯を出たあとは、さらに商店街を行き(いいかんじの店が結構あった気がする)、恵比寿橋を渡って明治通りへ。あとはまっすぐ渋谷方面を目指せば、目的地。
歩いた時間自体は30分程度と短いけれど、なかなか満足度の高いお散歩でしたよっと。