ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

オトナの遠足#2 相模湖

twodogs2008-11-22

父の死から一週間。喪に服さなくていいのかと言われそうだけれど、自分的に気持ちをどんどん前に向かせるために、アグレッシブに外に出る所存。というわけで、行ってきましたわかさぎ釣り。
朝5時に家に迎えに来てもらい、暗いうちに出発。渋滞があったりして、相模湖に着いたのは8時くらいだったか。こちらのお世話になることに決めて、わかさぎ釣りボートに出て見渡せば、雲ひとつない快晴、冷たく澄んだ空気、見事な紅葉…! と気持ちは大いに盛り上がるのだが、ぶっちゃけ私はアウトドアな事とはほとんど無縁で生きてきた人間だ。釣りなんて、ほとんど人生初ですの。ていうか、もともと魚という生き物が苦手。はっきり言って、釣りをする資格がない。
しかし、友人が私の竿に仕掛けをつけてくれたり、わかさぎを誘う方法を事細かに教えてくれたり、初めて魚を釣った記念の写真を撮ってくれたり、針にかかった魚を外してくれたり、絡まった仕掛け糸を直してくれたり、私の手や服や軍手に引っかかった針を外してくれたり、とにかく何でもやってくれたので私はただ糸を垂らしていっぱしに魚を待つ振りをするのみ。うん、ほとんど自分で何もやっていないよ。唯一防寒だけは札幌仕様で完璧だったけれど、意外と天気良くて暖かかったし、あんまり意味なかったかも。でもまあ、それでも私にとって初めての経験ばかりなので、とても楽しかったー!

そうこうしているうちに、正午くらいからさっぱり釣れなくなってしまった(時間帯で波があるらしい)ので退散。3人で釣れたわかさぎ約50匹は、食堂のやさしいおばちゃんがすぐに揚げてくれることに。

うっひょー。このてんこ盛り加減には、三人ともテンションMAX。とれたてのわかさぎ、揚げたてのフライ。おいしくないわけがない! ビール超飲みたかったけど、間違いなく寝そうなのでグッと我慢。だけどちゃんと心もお腹も満足しました。ありがとうございました。
その後は、ドライバーに休息を与えるためにも、というかまあ自分たちが入りたかっただけかもしれないけれど、皆で藤野やまなみ温泉へ行って入浴。ゆっくり満喫した。
お腹もいっぱい、お風呂でサッパリとくればもう眠くて仕方なかったのだが(朝早かったし)、なんとか頑張って(もらって)帰路につく。やはり渋滞で大変だったけれど、まあだいたい予想の範囲内くらいに帰宅できたのでよかった。
とりあえず今後の課題は、魚嫌いを直すこと・ちょっとは運転の練習をしておくこと。まだまだ人生経験値はいくらでも上げられるなあ。