ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

TOMOYASU HOTEI "SUPER SOUL SESSIONS"

BRIAN SETZER vs HOTEI vs CHAR、於・たくさんの夢を叶えてきた(布袋談)武道館。流れ的には、布袋タイム→charさんと布袋→ブライアンタイム→3人で、という感じで。
布袋寅泰という人は、もちろん私の中でもすごい人だが、好きかどうかというとそうでもない人で。だから今まで生で観る機会もなく、初めて観たというわけですが。思うに、この人はミュージシャンである以上にスターなのだなあ。そして、あれだけビッグになっても、まだ貪欲にもっともっと上を目指すみたいな勢いのある人なのだ、と思いました。もちろん、大先輩ギタリストらを自ら招いたイベントで競演するからこその気負いもあったのかもしれないけど、自分が招かれる立場で若手と競演することになったとしても、やっぱり彼は譲ることなく場の空気を持っていきそうな、そんな勢いを感じました。それがスターてもんだ。
してcharさんやブライアン・セッツァーが全然オーラないとか、そういうわけじゃないですから。むしろ彼らは(年齢のせいかもしれないけれど)ガツガツすることなく、一歩引きながらもちゃんと存在感があり、その遊びごころ溢れるたたずまいは、そらもう素敵でした。どっちかって言ったら私はそっち側の大人になりたいなあ。
客席の8割は明らかに布袋目当てでしたが、その中に時々見られるロカビリーにキメたかっこいいお兄さんたちが、なんだか微笑ましかったです。あと、斜め後ろのお兄さんが連れ(彼女?)に、自分が布袋にどれだけ影響を受けたかというアツい話を聞かせていたのが印象的でした。