ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

恒例座談会〜そして悪ノリへ〜

文章力向上委員会の季刊誌制作の一環でチャット座談会。小説を書いたりしてるけど実は理系の人だらけという面子で、文学部っていったい何をやっているのか? と語り合う、なんだか雲をつかむような座談会だった。というか、文学部ってどんだけ実態を知られてないかっつうね。大抵の総合大学にあって、決してマイナーではない学部なのに、ここまで誤認識されていると、逆に爽快ですよ。おそらく文学と言う言葉が文学作品という意味で一人歩きしてて(というのは去年も思ったんだけど)、歪んだ認識を生んでしまっているのね。それが誤解だと知って皆さんは驚いてたけど、私としては逆の意味で目から鱗だった。いやあ、ジャンルの違いってすごいんだなあ。ヒップホップ(笑)どころの騒ぎじゃない。
あと理系の人から見た大学教育ってたぶん専門的なものであるのが当然なのかもしれないけど、スペシャリストしかいなかったら世の中はまわらないわけで。理系文系問わず各分野のいろいろな専門者を繋ぐのが、文学部で得る「教養」とかいうすっげえ曖昧な物なのかなあ、と自分なりに結論。って、私も文学部目指してたのに結局文学部にいけなかった負け犬なんで、実際のところはヨクワカンネんですけど、周りにいる文学部卒の友人を見ていると、たぶんそういう感じ。
そしてチャットはそのあと深夜特有のダメなループへ。若者を口車に乗せて、ポーション粥を作らせて、当然のようにうpと実況を強いるいけない大人たち……(被害者はこのヒト)。結構なカオスだった。
そんな座談会の様子は、11月の文学フリマ文章力向上委員会が販売する「十二ヶ月」に掲載されるんだぜ。と、軽やかに宣伝。