ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

(雑念)

子供を持つ友人も増えてきた今こんなことを言うのは暴言かもだけど、若い頃から思ってたこととして、子供が熱出したとかで仕事を休まれるのは結構腹立たしく、にも関わらず「可哀想に、お大事に」と言わなきゃいけない状況がストレスフル(参観日とか入学式とかはオッケーなんだが、突発が重なるのはねー)。しかしそういう人にかぎって「あなたも早く産んだほうがいい」とか言う。友人には、子供生んでその喜びを語っても、ひとに子供を生むべきだと言う子はいないけどなー。リスク覚悟の差なのか。
そうは言っても、子供生んだら手が離れるまで母親は働くなと言いたいわけでもないよ。ただ仕事は選ばなきゃいけない気がする。穴をあけても代わりがいくらでもいる仕事か、穴をあけたら「じゃあ○○さんが来るまで保留でいいや」と周りが言えて、次の日にでも本人が頑張れば遅れを取り戻せるような仕事。だけどそれは両極端。前者はある程度誇りと責任を持って仕事したい人には屈辱だろうし、後者になろうと思ったらある程度の地位と実績を築いてからじゃないと落ち着いて出産もできん。
私の母なんかは祖母に子供を任せっきりで働いていたので良い環境があったと思うけど、みんながそういう環境てわけにはいかんしな。思うに少子化対策に必要なのは政策(金銭的とか環境的なサポート)ではなくて、核家族より大家族をよしとする風潮とか、プライバシーより風通しの良さを重視する街とかだと思うんだけど、はっきり言って子供の頃から個室を与えられて自分の世界を守りながら育った高度経済成長期以降生まれの私たちにはムリリンですよ。子供がいないと老後がどうのという人も多いけど、それまたエゴだと思うし。時代が悪い。時代が悪いんだ!
つうわけで、そんな私はどう見ても「考えすぎると子供は産めない」の好例です。本当にありがとうございました。