ベロニカ学習帳。

文京なんちゃらのなれの果て

WonderLand COMICS 四日間の奇蹟

友人が制作に関わっているので買ってみた。「映画よりも(そして本音を言えば原作よりも)面白い自信がある」って言ってたので期待してたけど、あれだけの分量の文字を1冊のコミックスにまとめるのはやはり無理があるのでは。上下巻ぐらいにできたら読み応えがあったかも。あと個人的には少女漫画的な画よりも、もっとクドくて重く描いた画のほうが合っていると思った。
それにしても、最近は小説が売れると何でもかんでも映画化ドラマ化漫画化したがる傾向がありますね。ゆえにビジュアル化しやすい小説のほうが知名度が上がるから売れるようになり、出版社も儲かるためにそういうものを売りたがる戦略になっているように感じます。いち文学愛好者としてはビジュアライズできないものこそ文章で読みたいのだけれどー。こういう考えはあまり流行らないのかね。私はもう旧時代の人間なのかもしれん。